コロナウイルスとの戦いは1年はかかると言われています。
出歩かないほうがいいということになると、不思議なもので、普段はほとんど引きこもりのような生活をしているのに鬱陶しい気持ちになってしまいます。
しかもそれが1年も続くなんて。
でも、こういうときだからこそ、ちょっと前向きになりたい。
幸せに関する基本原則
最近読んだ「ハーバードの人生を変える授業」(タル・ベン・シャハー だいわ文庫)という本。
作者は「幸せ」研究の第一人者です。
この本には、幸せに関する基本原則が52個あげられ、それぞれに理論とアクションプランが示され、すぐに実践できるようになっています。
全部をしようとは思いませんが、興味のあることを実際にやってみようと思いました。
「感謝する」
まず始めたのが、「感謝する」。
「ちょっとしたことでもいいので、毎日、感謝できることを5つ書く」というものです。
私は最近、親知らずが虫歯になり、夜にはその痛みでよく眠れない日が続いていました(抜歯したのでもう大丈夫ですが)。
体調を崩して初めて健康のありがたさに気が付くのはよくあることです。
感謝したいことを5つ書くというのは、あって当たり前と思っていることに気づくきっかけを与えてくれます。
感謝することを書く作業を1週間続けたら、そのあとは少なくても週に一度は書くようにしたほうがいいとのこと。
本によると、「感謝をしていた人々はよく眠れるようになり、より多く運動するようになり、身体的な不調も減った」そうです。
私は毎朝モーニングページを書いているので、そのときに5つ書きだすようにしています。
「すべてをシンプルにする」
もう一つ、「すべてをシンプルにする」を実践しようと思います。
過去1~2週間の行動を書き出し、
「どこを簡略化できるか」「何をやめられるか」「インターネットやテレビを見るのに時間を使いすぎていないか」などの質問に答えます(ネットが多すぎるという結果になるのはわかっていますが)。
「最高の瞬間をつかむ」
「最高の瞬間をつかむ」というのもおもしろそう。
ピーク・エクスペリエンス(最高の瞬間)とは、「人間として最高の瞬間であり、最も幸せな瞬間。恍惚や、歓喜や、至福を味わう体験」のことです。
恋愛のときや音楽を聴いているとき、本や絵画に感動を覚えた瞬間、何かを作り出しているとき、それらの中から一つ選んで毎日15分、3日間ノートに書き出します。
これをすると、「自分が何者で、これから何をしようとしているのかという洞察と、将来の困難を切り抜けるための勇気と自信が生まれる」そうです。
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ペンとノートがあればできそうなことを選びました。
これをすることによって、少しでも「人生を変えられる」ならやってみようという気になります。
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