テレビで最近のベニシアさんを見ると、痩せたなと思います。
目もよく見えないようです。
「ニコニコするしかないやん」とご主人の正さんに言っているところを見ると、元気なようでいても、やっぱり泣きたい気持ちになることもあるんだろうなと思います。
穏やかで、いつも笑顔なのはテレビ用の顔なんでしょうか。
素顔はどんな人なんでしょう。
天然なところもある
Eテレの「猫のしっぽカエルの手」を制作してきた鈴木ゆかりプロデューサーはこう言っています。
これまでを振り返ると、撮影中はいつも笑いに包まれていました。彼女をパーフェクトな人と思っていましたが、実は天然な部分もあり、しょっちゅうお料理の作り方を間違えたり、ミキサーのふたをふっ飛ばしてしまうなんてこともありました(笑)。ベニシアさんもゲラゲラ笑っていて、いつもみんなで「やっちゃったね」といいながら、彼女のおおらかさに和んでいました。
(番組のホームページより)
ベニシアさんって、天然なんですか?
なんだか意外ですが、ベニシアさんの人間的な魅力があるからこそ12年も番組が続いてきたのでしょう。
ちなみに、この鈴木プロデューサーは、ターシャ・チューダーのドキュメンタリーを制作した人でもあります。
ベニシアさんもターシャの番組のファンで、その縁で「猫のしっぽカエルの手」シリーズが作られることになったそうです。
明治女みたい
ベニシアさんのエッセイ「ベニシアの京都里山日記」には、同世代の日本人の友達から、「ベニシアは明治女みたいね」とよく言われると書いてありました。
イギリス出身なのに明治女?
ベニシアさんは若いころ過労で病気になったため、代わりに家事をしに来てくれた前田さんという女性に、布団の干し方から野菜の薄切りの仕方まで、数えきれないことを教わったそうです。
日本の昔ながらの家事の仕方や暮らしのあれこれを、ベニシアさんはしっかり受け継いでいるのでしょうね。
そして、ベニシアさんは人付き合いが広く、伝統工芸に携わっている人の知り合いも多いです。
そうした人たちから、昔の日本の考えなどを吸収したのでは。
しかも住んでいるのが築100年の古民家。
現代の日本に暮らす私たちより、風習の全く違う外国から来たベニシアさんのほうが、よほど昔ながらの日本女性「明治女」みたいに見えるということかもしれません。
そして、明治女というと「芯の強さ」を思い浮かべるのですが、どうでしょう?
ベニシアさんは間違いなく「芯の強い」人だと思います。
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天然なところもあって、いつもほがらか、暮らしぶりやその強さは日本の明治女のようなイギリスの貴族出身の女性。
やっぱりベニシアさんは魅力ある人です。
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