若いころは寝ても寝ても眠かったものですが、今ではそんなことはなくなりました。
なかなか寝付けなかったり、夜中に起きてトイレに行ってからずっと眠れないなんてこともあります。
朝、「ああよく眠れた」と感じて起きるためにはどうすればいいのでしょうか。
TED
「脳をだまして上手に眠りにつく方法」というTEDの動画を知りました。
TED(Technology Entertainment Design)とは、世界中の著名人による講演会を無料で配信している非営利団体です。
眠りについて話しているのはプロドラマーのジム・ドノヴァンさん。
私は「筆子ジャーナル」というブログで読みました。日本語訳を書いてくれています。
脳はリズミカルなパターンが好き
ドノヴァンさんは4時間くらいしか眠れず、不健康な生活を送っていました。
睡眠不足がいかに体に良くないかを知って、もっとしっかり眠ろうと決心します。
ドラムのワークショップをしたとき、みんなで一緒に数分間、同じリズムでドラムをたたくと、すごくリラックスできると参加者が言ったことがきっかけに。
寝る前、ベッドに座って膝を手で軽くたたきました。
4分ほど続けたらまぶたが重くなったので、1分だけと思って横になったところ、気づいたら朝でした。
途中で目を覚ますことなく、7時間半眠ったそうです。
ドノヴァンさんは、この方法をブレインタッピング(脳を叩くこと)と呼んでいます。
脳は、繰り返すリズミカルなパターンに従うのが好きで、このことは「周波数追従反応」と呼ばれています。
叩きながらゆっくり呼吸し、そして、だんだん叩くスピードを遅くしていきます。
動画のコメント欄には、不眠症の人達から「本当に眠れた!ありがとう!」というコメントが来ているそうです。
実際に試すと
半信半疑ながら実際にやってみました。
ドノヴァンサンは足を叩いていましたが、布団の中だったので、体の脇の布団を軽く叩いてみました。
筆子さんも書いているように、叩いていると他のことを考えられません。
眠れないときって、いろんなことを考えて頭がさえてしまうものですが、考えずに済むのがよかったようです。
すんなり眠れたものの、朝の5時ごろに目が覚めたので、もう一度試したところ6時過ぎに目覚ましが鳴るまで眠っていました。
すごくよく眠れた感じですっきりしていました。
眠りにお悩みの方、一度お試しください。
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