両親が普段、ちゃんと食事をしているか気になるところです。
生協の宅配を利用しているのですが、母は「お菓子ばかり探してしまう」と言っていました。
小腹が空くと、買い置きしているお菓子を食べてしまうようなのです。
もっとバランスよく食べて欲しいと思う一方、もう高齢なのだから好きなものを何でも食べればいいのかもという気もします。
高齢者向きのメニュー
お医者さんが高齢者の食事について書いているをネットで読みました。
在宅医療の専門家であるその医師が勧めるメニューとは、
- ハンバーガー
- 牛丼
- 宅配ピザ
- フライドチキン
- 餃子
だそうです。
なんだかカロリーばかり高くて栄養があるとは思えないメニューですが、これらを勧めるのにはちゃんとした理由があります。
カロリーとタンパク質
高齢者の食の基本は、「1にカロリー、2にたんぱく質」だそうです。
カロリーは人が生きていく上で必要な熱量(エネルギー)です。
日々の食事でカロリーが足りていないと、体は自分の筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーをまかなおうとするため、筋肉や体重が減ってしまうことになります。
高齢者はいかにもカロリーが高そうなものを意識して摂ることが大事なのだそうです。
たんぱく質は筋肉を始め体を作る材料です。
筋肉が減ってしまうと、転倒して骨折したり誤嚥性肺炎を起こすリスクが高まります。
カロリーとタンパク質をきちんと摂っていれば、ほかの栄養素はそれほど気にしなくていいとか。
よほど偏った食べ方をしない限り、ビタミンやミネラルは自然にカバーできると言います。
高齢者の料理を選ぶ際には、
「野菜たっぷりよりもお肉たっぷり」
「ごはんだけでなく、おかずをしっかり食べる」
「なるべく油を使ったものを食べる」
のがポイント。
上記の5つのメニューは、いずれもたんぱく質が含まれカロリーも高い上、お手軽でリーズナブル。
中年世代は「太りやすい」と思われがちなメニューですが、高齢者には向いているということです。
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早速、次に実家に行った時に伝えようと思います。
「そんなの、食べたくない」と言われるかもしれませんが、5つもあげられているのだから1つか2つは食べられるものもあるでしょう。
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