「買わない」ことで気付けること

節約しようとするとき、やりがちなのが「いつも買っていたものより安いもの買う」という方法。

ビールを発泡酒に変えたり、1万円出していた服を5000円のものにしたり。

本好きの私なら、「ハードカバーは止めて文庫本にする」とかでしょうか。

しかし、本気で節約したいならもっと思い切った方法を取るべきなのだそうです。

それは「買わない」ということ。

買うことを止める

マネー関係の本を出版している山崎俊輔氏によると、普段買っているものの中で一度買うこと自体を止めてしまうといいそうです。

・お酒を飲むことを1か月止めてみる。

・本を買うことを3か月止めてみる。

・服を買うことを半年止めてみる。

この方法の何がいいかというと、買わないで過ごすと、そのうちの何割かはなくても我慢できるものであることに気が付く点です。

買うのが当たり前になっていると、本当に必要なのか、本当に欲しいと思っているのか、自分でもわからなくなってしまいます。

一度買い物を止めることで、なくてもよかったり、そんなにたくさん必要ないことがわかったりします。

本当に必要で欲しいものなら、今まで通りに買い物すればいいのです。

考えずに買い物

改めて考えると、買い物するときあまりよく考えていないことに気が付きます。

買い物メモを持っているのに、メモに書いていないものまで買ったり、買うつもりがなく入ったスーパーやコンビニで何かしら買ってしまうことは珍しくありません。

高額なものなら別ですが、買い物の際にいちいち、これは本当に必要か? 私は本当にこれを欲しいと思っているのか? なんて考えていません。

だから簡単にお金を使ってしまうのですね。

思い込み

私は以前、本をよく買っていました。

ミステリーが好きでしたが、今は小説はほとんど買わなくなりました。

節約が目的だったのではなく、疲れ目や肩こりがひどかったので本当に読みたい本だけに絞ろうと考えたためです。

でも小説を買うのを止めても困ったりヒマになったりすることはないことに気が付きました。

ミステリーは今でも好きですが、「ミステリー好きというからには話題になったミステリーは買わなくては」という気持ちはなくなりました。

こんな思い込みを持って買い物しているものが、他にもあるかもしれません。

読んでいただきありがとうございました。
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