雑誌「栗原はるみ」を買いました。
1430円という雑誌とは思えない値段ながら(4月9月12月の季刊らしい)、表紙から裏表紙にいたるまで、はるみ尽くし。
レシピもたっぷり載っていて、ファンにはたまらない一冊となっています。
料理だけではない
「私の週末」という特集では、金曜から日曜まで、はるみさんが何をして過ごしているのか、きれいな写真とともにわかるようになっています。
例えば金曜日にすることは、「チキンススープのストック仕込む、いつ人が来てもいいように掃除をする、韓国語を学ぶ、花を飾る、友達や孫にあげるお菓子を用意する」。
日本有数の人気料理家でありながら、韓国語も勉強し、家事も手抜かりなく、人に上げるお菓子も用意するとは。
料理だけでなく興味の幅の広い人のようです。
20歳のころ、フランス刺繍を習ったことがきっかけで刺繍をするようになったとか。
また、インテリア好きが高じて、住宅メーカーと一緒に個人宅を6軒デザインしたそうです。
レシピ以外にもはるみさんの1週間のコーデとか、ジーンズを買うはるみさんの様子とか、器や愛用のテーブルの話とか盛りだくさんです。
レシピもたくさん
雑誌の中心は、もちろんレシピ。
「今日はおうちレストラン」と題し、3種類の餃子やねぎだれきゅうり、ラーパイツァイ、チャーハンなど。
「今夜はカウンター居酒屋でおもてなし」「友達と集うワインバー テラスでゆっくりと」などテーマに合わせたレシピが紹介されています。
雑誌には、はるみさんの腕や手がアップになった写真も多いのですが、そこにはしっかり74歳という年齢が出ていて、それにも好感が持てました。
玲児さんの思い出も
10年くらい前に、夫の玲児さんと一緒に買ったエルメスの手帳。
玲児さんはオーストリッチ皮、はるみさんは牛革で、色は同じ茶色。
玲児さんが亡くなる4年ほど前に、「僕はもう使わないから君が使って欲しい」と言われたそうです。
二つの手帳を使ってきたはるみさん、最近自分の手帳を息子の心平さんに譲ったそうです。
はるみさんが多くの人に人気の理由は、レシピがおいしいというだけではなさそう。
自分ももっと頑張ろう、もっと暮らしを好きになりたいというような、明るい影響を受けるからかもしれません。
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