毎日をいい気分で過ごすことができれば、それに越したことはないですね。
「いい気分」というのは引き寄せの法則でよく目にします。
自分の思考が現実化するということを信じるかどうかは置いておいて、「いい気分」でいると自分にもいいことがあるし、気分は人にもうつるそうです。
自分への影響
フロリダ・アトランティック大学教授で精神生理学者のローリン・ナクレティー博士によると、人の心臓からは電磁波が出ていて、当人だけでなく他の人にも影響を与えるそうです。
・心電図が安定している人の電磁波は、周囲の人の脳波を安定させる。
・心電図が不安定な人は、他の人の脳波に影響を与えることができない。
ということです。
ポジティブな感情は心拍のリズムを非常に規則正しくします。
すると脳波もシンクロしてα波のリズムが規則正しくなります。
さらに血圧など身体の細胞もシンクロします。
こうして心身のリズムが一致すると、免疫力や認識力の向上、思考がクリアになる、感情が安定する、幸福度が向上するなど、さまざまな恩恵があります。
人にうつる
近くにいる人とお互いにポジティブな感情を持つと、心臓のリズムがシンクロします。
手をつなぐと、つないでないときよりもシンクロするし、寝ているときは近くの人と心臓のリズムがシンクロします。
人間相手だけでなく、ペットと飼い主の心臓のリズムもシンクロします。
お互いに好意を持つと、心臓を通じて、他人と見えないつながりが生まれ、心身によい影響を与えます。
今年のイグノーベル賞を受賞した研究の中に、「新しいロマンティックな相手と初めて会った時、お互いに魅力的だと感じるとお互いの心拍数が同期する発見とその証明」という研究がありました。
始めて会った相手であっても、好意を持つと心臓のリズムはシンクロするのですね。
ポイントは呼吸
夫婦や恋人同士のみならず、ビジネスにおいても「いい気分」でいることは大事なのですね。
どうやって「いい気分」になればいいのかというと、呼吸を安定させることです。
呼吸が浅くなっているときは、焦っていたり怒りを覚えていたりと、気分が不安定になっているときが多いもの。
回数を数えながら、ゆったり呼吸してみるといいかもしれません。
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