幸せを感じて生きている人と、そうでない人との違いって何でしょう。
ライフキャリア支援 の専門家の小寺良二氏によると、人生の満足度が高い人の選択肢は「3つのW」に分類されるということです(All Aboutの記事より)。
What
一つ目は自分のやりたいこと(What)。
自分自身のやりたいことを見つけて、それを通じて収入を得たり、日々の生活のライフワークにしたりすることを選んでいること。
一番わかりやすい例は仕事ですね。
自分がやりたいと思える仕事と出会えて、その仕事を通じて生活できるなら幸せだろうなとは誰しも思うところです。
仕事であれ趣味であれ、自分自身のやりたいこと、好きなことをする選択をしている人は幸せそうに見えます。
Who
二つ目は仕事や生活のパートナー(Who)。
誰と仕事をするか、日々の生活を過ごすかということも、人生の満足度に大きく影響します。
エン・ジャパンの2022年度の調査によると、退職した人の約3割が「職場の人間関係が原因」と答えているそうです。
人間関係のトラブルは、仕事のやりがいを大きく削ぎます。
仕事だけでなく、人生において誰とともに過ごすかのパートナー選びは大切です。
Where
三つめはどこに住むか、所属するか(Where)。
小寺氏は、以前に鹿児島県の屋久島で、移住者たちの食事会に参加したことがあるそうです。
屋久島が大好きで移住を選択した移住者たちは、屋久島に住めている状況に精神的に満たされているのを感じたそうです。
小寺氏によると、3つのWを全部満たしきろうとする必要はないそうです。
自分にとって最も大切なものがまず満たされていることが大事なのだそう。
自分にとっての3つのWは何か、優先順位はどうなるのかを考えてみては、とのこと。
自分の優先順位
「どこに住むか(Where)」の項目を読んだとき、十代の頃に読んだモンゴメリの「赤毛のアン」を思い出しました。
主人公のアンが、舞台となったプリンスエドワード島の自然を熱狂的なまでに愛しているのを羨ましく思ったものでした。
子ども時代と違って今の私は「どうしてもここに住みたい」と思うならまったくの不可能ではないはず。
私にとってのWhereの重要性はどのくらいなのか、考えてみてもいいかもしれません。
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