精神科医の和田秀樹氏は、高齢者と関わることが多く、多くの人が後悔していると言います。日本の高齢者が後悔していることは次の6つ。
1.もっと好きなことをしておけばよかった。
2.いろいろ経験しておけばよかった。
3.自分を殺して他人に尽くし過ぎなければよかった。
4.周りにもっと自分の気持ちを伝えておけばよかった。
5.お金の心配をしすぎなければよかった。
6.医者の言うことを聞きすぎなければよかった。
好きなように生きる
ざっくりまとめると、「もっと好きなように生きたかった」ということでしょうか。
仕事や家庭を優先して、好きなことができなかったという後悔が大きそうですね。
特に3はちょっと痛々しくも感じます。
男尊女卑の意識の強い地域で、家と家族のために働き詰めに働かされた主婦の人を想像してしまいます。それ以外にもあるかもしれませんが。
4の伝えたかった「自分の気持ち」とはどんな気持ちなんでしょう。
感謝の気持ちかな? それとも抑え込んだ怒り?
「お金の心配」はしすぎなくても何とかなったということでしょうか。
心配して収入を増やすようにしたのなら別ですが、やったのは「心配だけ」なら結果は変わりませんものね。
「医者の言うこと」も、それほど聞かなくてもいいってこと?
程度問題
どの後悔も、たぶん程度問題なんでしょう。
無人島で暮らしているのではないので周りを完全に無視するわけにはいかないし、気にしすぎて不自由な暮らしをするのも違う。
自分の気持ちも大事にしておかないと、年を取ってから後悔するのでしょう。
日本の高齢者がこういう後悔をしがちということは、周りの意向を気にしすぎる人が多いということなのかもしれません。
日本でも好きに生きた人はいるでしょうから、そういう人は年取って後悔しないのか聞いてみたい気がします。
自分の気持ちを大切にするのは、今日からでもすぐにできること。
何も大きなことでなくても、好きなおやつや音楽などを楽しむのも自分を大事にすることにつながるのでは。
わらびさん
1~6全然当てはまらないわ。
でも私には7があります。
もっと早くにこちらを知りたかった。
ベニシアさんのこと 少し前に読売オンラインで知りました。
道子さん
コメントいただきありがとうございます。
1~6が当てはまらないのは素晴らしいです。
でも7があるんですね?(なんだろう?)
ベニシアさん、亡くなられましたね。
元気になってもらいたいと思っていましたが、叶いませんでした。
書き方がまずかったですね。
7は、「わらびさんのブログをもっと前に発見したかった」なの。
後悔じゃない?
道子さん
なんと!!!
そんなこと言っていただけるなんて感謝しかありません。
励みになります。
これからもよろしくお願いします。