今どきは核家族が主流と思っていましたが、ネット上のお悩み相談では「同居」ならではの悩み相談をいくつも見ることができます。
同居の悩みもある一方、いいこともあるようです。
「kufura」が、「義理の親」「実の親」との同居経験のある20~60代の男女85名に、親と同居してよかったこと、困ったことなどをアンケートしています。
よかったこと
【子育ての手が増える】
・体調が悪いとき、ダンナが仕事でいないときに一緒に子どもを見てくれた。
・親が子どもの家庭教師のようなことをしてくれた。
・子どもが小さいとき毎日お風呂に入れてくれて、後から自分一人でお風呂に入れた。
【家事を手伝ってもらえる】
・働いていたので家事を手伝ってもらえて助かった。
・お風呂掃除をやってもらっている。
【別々で暮らすよりも安心】
・健康状態を身近で見られる
・97歳のおばあさんなのですぐ近くで面倒をみることができてよかった
【一緒に過ごせる時間ができた】
・父は8年前に他界。母も初期の認知症を患っている。まだ2人が元気だったころに孫の面倒を見てもらい、毎日家族全員で笑って過ごす時間がたくさんあったことが嬉しく、感謝している。
・義母が同居を喜んでくれたこと
・子どもと祖母が同居してたくさん触れ合えたこと
困ったこと
【意見の食い違いで対立】
・自分の親と夫との関係がよくない
・食事の味付けでよくもめた
・自分の親が妻の見方を露骨にするので、ケンカも大変
・一度、飲んだ席での意見の対立があり、それ以来お互い口数が少なくなって気まずい感じが継続
【お互いに気を使う】
・配偶者ともめたときに気まずい
・風呂の順番やチャンネル等の優先権がなかなか難しい
・妻の夫である私に対して、なぜか異常に気兼ねされていることをひしひし感じた
・夜の営みがしにくい
・夫婦だけの外出・外食がしにくかった
【子育てへの考え方が合わない】
・親が子育ての先輩なので噛み合わないときは大変。折れるしかない
・子どもに甘く、ねだられてお菓子を無制限に与えてしまって困った
・子どもの教育に口出しされる
【介護や看病が大変】
・認知症だったので、同じ物をたくさん買ってくること
・実母の介護が始まり、心と体が疲れている
・病気の看病や介護が大変だった
うまくやるコツ
お互いに干渉しない、なるべく否定しない、誰かに肩入れせず、公平なスタンスを貫く、なるべく無理をしない、など。
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実の親でも義理の親でも、すごく気を使うことになるんだろうなあと思います。
メンバー全員がお互いを思いやる気持ちがないと破綻しそう。
気を使うのは疲れそうですが、それ以上にいい点もあるからこそ、同居を選ぶ人たちがいるのでしょうけれど。
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