先日、母の買い物に付き合いました。
梅田のデパ地下でわかめ煮を買いたいらしいのです。
12月のデパ地下は混雑していて、人ごみの苦手な私は疲れましたが母は平気。
86歳になっても元気でした。
わかめ煮
「味よし」のわかめ煮は、わかめと椎茸の佃煮。
阪急百貨店で火曜日限定で売っています。
100g216円だったと思いますが、いくつも買う人がいます。
人にあげるんでしょうね。
私は何度か母からもらっていたのですが、実際に買いに来たのは初めてでした。
普段は店のすぐそばにある階段辺りまでの行列らしいのですが、その日は年末が近づいているせいか階段を上って薬屋さんの前を通り過ぎるまでの行列。
「げ」と思いましたが、母は「けっこう早く進むから大丈夫」と涼しい顔で並びますので私が諦めるわけにもいかず。
並んでいる人は年配の人ばっかりでした。
母は自分の分も含めて7つくらい買い、よく行く美容院にも持っていくとのこと。
荷物を持ってあげるというと「リュックに入れるから大丈夫」とアディダスの黒のリュックを取り出していました。
昔からなんですが、たぶん今でも私より力が強いのではないかと思います。
その後、お返しのお菓子を買いたいとさらに売り場をウロウロして買い物は終了。
次は娘のところへ行くらしい
わかめ煮を買う前にランチは済ませていたので、お茶することにしました。
お茶しながら母が言うことには、今度娘が住んでいるところに行きたいと。
なんでも新聞を読んでいたら、数か月に一度、友人を訪ねに行く人の投稿が載っていて、その行き先が娘が住んでいる地域だったのです。
投稿を読んでいて旅情をくすぐられたのか、自分も行きたい気持ちになったようです。
娘のアパートに行くには電車で2時間は乗らないといけませんし、駅からも歩きます。
正直「大丈夫かな」と思ってしまいましたが、本人は行く気マンマン。
歩くスピードが少し遅くなってきましたが、まだ十分歩けます。
後で夫に言うと、「連れていってあげないと後で後悔する」と言われました。
まあそうですね。
あのくらいの年になると、いつ何があるかわかりませんので後で後悔しないかというのが一番気になります。
それに、あまり夫婦仲がよよくないので、母を連れ出して気分よくさせることが、実家の家庭円満にもつながる気もします。
ということで、ひとつ宿題を出された気分。
いくら元気とは言え86歳つれて慣れない場所に行くのは気が重いのですが、仕方ないか。
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