子ども二人が独立して夫婦だけの家庭になった我が家。
いろいろ変化はありますが、「ゴミが減った」というのもその一つです。
子どもが出て行く前と後とでは、明らかに燃えるゴミの量が少ないのです。
確かに、息子はしょっちゅう鼻かんでましたが。
プラスチックゴミも減りました。
でもこちらは、お弁当やお惣菜、持ち帰り寿司なんかを買うと、たちまち増えてしまいます。
プラゴミは、食生活を反映しますね。
稲垣えみ子さん
我が家のゴミは減りましたが、もっとすごい人がいました。
元朝日新聞記者で、ガスや電気を極力使わない生活で有名な稲垣えみ子さん。
アフロヘアの人です。
お一人暮らしで出るゴミの量は、
「燃えるごみは中サイズの袋で1、2カ月に1度、プラゴミは小さなレジ袋に2、3週間に1度という少なさ!」
なんだそうです。
しかも、さらに半分にできる感触があるというのですから驚き。
稲垣さんは、このゴミの少なさを実現できるポイントとして、
「買い物をするときの判断の基準の最上位に「ゴミを出さない」ってことをドンと置く」と言っています。
お得とか、安いとか、かわいいとか、便利とかじゃなく、ゴミを出さない。
捨てるしかない包装に包まれていないか、買ったもの自体が早晩ゴミになったりしないかという基準を満たさなければできるだけ手を出さない、ということです。
私もこれは考えます。
ゴミとして出すことを考えると(大型ゴミとか燃えないゴミとか)、もう面倒になって買うこと自体止めてしまうので、節約法としてもお勧めです。
でも、稲垣さんほどゴミの量を減らすことは難しそう。
生ゴミを出さない
燃えるごみを1、2カ月に1度しか出さないということは、生ゴミがないということですね。
紙屑なんかは置いておけますが、生ゴミはそうはいきません。
確か稲垣さんは冷蔵庫も持っていなかったはず。
手元にあった稲垣さんの「もうレシピ本はいらない」という本を読み返してみると、野菜の皮はむかず、ワタや種も食べる。
余った野菜はベランダで干し野菜にするか、ぬか漬けにする。
材料費は1食200円程度という食生活は、たぶん生ゴミが極端に少ないのでしょう。
こんなにゴミを少なくするには、食べ方を大幅に変える必要があります。
マネできるかと言われれば無理だろうと思いますが、ちょっと試してみたい気がしないでもないです。
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