海外の通販ユーザーは、どんなものを日本のサイトから買っているのか分析した記事を読みました。
ネット通販のBEENOS株式会社は、2023年上半期(1月~6月)の動向を発表しました(ENCOUNTの記事より)。
同社は2008年から越境ECサービス(国をまたいだネット通販)を始め、現在は世界118カ国・地域で対応、会員数は478万人が登録。
世代別特徴
海外ユーザーの世代別の特徴としては、
10代はエンタメ系、20代からカメラに興味を持ち始め、30代は自動車・バイクのパーツも買うようになり、50代は音楽オーディオ機器、60代はアンティーク・工芸美術品、だそうです。
年代が上がるにつれて、趣味趣向が多様化する傾向があるとのこと。
エリアと世代別特徴
エリアと世代別の人気商品を見てみると、
・北米10代はファッション好きで、日本ブランドのコムデギャルソンやヒステリックグラマーが人気。
・東南アジア20代はマレーシアを筆頭にブランド時計好き(セイコーやタグホイヤー)。
・南米30代はエンタメ好き(「ドラゴンボール」「遊戯王」「ロボットヒーロー」など)。
・中東40代はハイブランド好き。
・ヨーロッパ50代はCD・レコード・楽器など音楽好き。中森明菜やジャパニーズポップスが注目されている。
・東アジア60代は美術工芸好き。日本画、仏像、東洋彫刻に対する高い購買力がある。
購買意欲が強い
国内5カ所にある同社の倉庫には、海外に送る商品として、漫画アニメのノベルティー商品、「ポケットモンスター」のカードゲーム、「ドラゴンボール」のフィギュア、中古ゲーム機、スーパーファミコン、ライト・ドアなどのカーパーツなどが発送を待っている状態だそうです。
この辺の商品は海外の人がよく買いそうというイメージがありますが、世代別やエリアと世代別で見た人気商品は多種多様ですね。
購買単価は、海外ユーザーは日本ユーザーに比べて1.2倍~1.5倍になっているそうで、「100万円以上の商品を買うユーザーもいる」そうです。
買いますね~。
そこまでお金を出してまで欲しいものがあることに感心してしまいます。
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