これからは「作ること」をやっていきたい

何か新しい趣味を持ちたいなと思いつつ、これと言ったものは見つかっていません。

「趣味」というと、時間やエネルギーをかけてそこそこの期間続けていないと趣味とは呼べないという気がしますが、日々の中でのちょっとした楽しみや習慣くらいなら見つけられると思うようにしています。

そして、「ちょっとやってみたい」と思ったことはやるようにしています。

腰が重くてすぐに行動できないのですが、時間がかかっても動けるように。

何でもいいから作る

今59歳ですが、60代は「作ること」をやっていきたいなあと思っています。

作るものは何でもよくて、料理でも服でも、粘土細工でも。

花や野菜を育てるのでも、家のDIYでも、何でもいいです。

とにかく手先や体を動かしてできることがやりたい。

これまでそういったことをやってこなかったので。

一応主婦なので最低限の家事はしていますが、しなくてはいけないからしているだけであって、「やりたい気持ち」はあまり持っていませんでした。

私が夏の簡単なワンピースを縫ったと言ったら、母は「どういう心境の変化？」と驚いていましたが、それほど今まで関心がなかったのです。

やってみたところで上手くできないですが、それはそれで構わないです。

性格的にザツなので、何を作ってもキチンとした仕上がりにならなさそうですが、自分で使ったり食べたりする分には困らないので。

YouTuberのなかはらけい子さんの「68歳、つつましくも贅沢な暮らし」を読んだことが、こんな風に思うきっかけの一つになったかもしれません。

本の中でなかはらさんは「私はたくさんのものを自分でつくりますが、すごくうまくはできません。そこそこの用途として使えれば良いと割り切っています」と言っていて、それでいいのかと気づきました。

上手な人を見て「自分もあんな風に立派なものを作れるようにならなくては」なんて考えなければ、作ることを楽しめるのではないかと思えるようになりました。

今のところ簡単な服しか作っていませんが、一度パンも焼いてみたいし、味噌も作ってみたい。

「やってみたい」と思うことをしていれば、どれかは繰り返し続けたくなることが見つかるかもしれないと思っています。