脳出血で左半身がマヒしている夫ですが、実は後遺症はマヒだけではありません。
机の上の物でも左にあるものは見落としたり、車椅子での移動のときに左の机にぶつかったりという、「左側に注意がいかない」ことがあります。
これは「高次脳機能障害」の中の注意障害と呼ばれるものだそうです。
リハビリ病院に入院してから言われ、そのときはショックでブログにも書けませんでした。
でも徐々に改善しているようなので、当初の不安は少し和らいでいます。
反対に夫は、最近になって高次脳機能障害だと言われて衝撃を受け、看護師さんに本を借りていました。
私も読ませてもらいましたが、ご主人がくも膜下出血で高次脳機能障害になった経過をマンガにした本です(奥さんがマンガ家)。
ご主人は新しいことが覚えられなかったり、すぐに飽きて集中力が続かない、感情をコントロールできない、作業を計画的にこなせないなどさまざまな障害を持っていて、いやもう「大変」以外の言葉が見つからないほど(でも再就職されています)。
脳ってホントに大事ですね……。
夫の場合は性格も変わっていないようで、嬉しいことがあるとすぐにウルウルして涙もろくなったなあという程度です。
マヒの克服は一筋縄ではないかないけれど、無事だったところが残っているのをありがたいと思わなくては。
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