周りの人のいいことは自分の近い未来

去年から我が家では子どもが家を離れることが続きました。

去年は娘が、今年は息子がテレワークを経てようやく家を離れました。

子どもの独立の間、夫が少し昇進しました。

子どもの独立と夫の昇進。

私にとってありがたく、感謝したくなることが続いています。

子どもの人生も順調に行ってほしい、夫も健康に気を付けて働いてほしいと思います。

なのに、ほんの少し心に引っかかるものが……。

私は抜歯

子どもたちは自分に合った会社に就職して一人暮らしを楽しんでいるし、夫は仕事が忙しいながらも昇進というご褒美をもらえている。

その一方、私に起こったことと言えば、親知らずが虫歯になって抜歯したとか、他二本の虫歯を治療してもらったらそのうち一本が今でもしみるとか、なんだかなあなことしかありません。

いえ虫歯程度で済んでいるという考え方もできますよね。それ以外に病気になっているわけではないので。

それにもちろん、子どもの就職は彼らが、夫の昇進は夫が頑張った証であり、それは心からよかったと思うのですが、私もちょっとは頑張っていると思うのだけど。

そうです、「私にだけ何もない」ので、ちょっと拗ねているのです(子どもか)。

少し先の未来

最近本を読んでいたら、自分の近くにいる人にいいことが起こっているのを羨ましがる必要はないということが書いてありました。

周りの人の状況は、自分の少し先の未来を示している場合があるそうなのです。

身近な人の嬉しい状況を一緒になって喜んでいると、自分にも似たようなことがやってくるんですって。

そういえば、不幸なことや嫌なことが起こると、「自分にもああいうことが起こるかもしれない、そうなったらどうしよう」と思いますよね。

いいことの時も同じように「私もそうなるかもしれない」と思えばいいということです。

だから羨ましがったり嫉妬を感じるなどして否定してしまうと、自分にいいことが起こることまで否定してしまうことになるということです。

期待して

なるほど、ということは、今まで通り子どもや夫がうまくいっていることを喜んでいればいいのですね。

そして、自分にもいいことあるかも~と期待していようと思います。

考えてみれば、私のは贅沢な悩みかもしれません。

毎日心穏やかに暮らせているのだから、これ以上何を欲しがると言うのでしょう。

そうなんだけど、でもやっぱり、何かいいこと起きればいいな。

読んでいただきありがとうございました。
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