未来は前向きな過去のもとに作られる

夫の両親を見送り、子ども達が独立し、夫の定年も過ぎて、さあこれからと思っていた矢先に夫が脳出血を起こしました。

そのため、将来こんなふうに暮らしたいと漠然と思っていたことは、いったん全部吹っ飛びました。

でも発症して1年半が過ぎ、まだまだ回復は見込めそうだし、二人での生活リズムもできてきて、ふんわりとでも先のことを想像しようとし始めています。

先日、プレジデントオンラインの記事が目に留まりました。

前向きの人生を歩むには、過去に無数にある自分のエピソードを前向きの物語にしなくてはいけないそうです。

なぜなら未来予想図は過去のデータをもとに描かれるから。

もちろん過去に起こった出来事は変えられませんが、その記憶をポジティブな視点から整理して、前向きな自己物語を生きられるようにする必要があるとのこと。

過去の記憶が後ろ向きだと、その延長線上にある未来も、納得のいかない人生、後悔だらけの人生と言った流れのもとに思い描かざるを得ない、とあるのですが怖いですね。

大切なのは、出来事や状況と、それが自分にとって持つ意味をしっかりと分けること。

思い通りにならなかった多くの出来事を、どう意味づけるか、どんな意味をくみ取るかということらしいです。

夫のことを自分の中でどう意味づけたらいいのかまだはっきりしませんが、それほど悲観的には思っていなさそう。思いたくないからでしょうが。

読んでいただきありがとうございました。
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