去年の年末から息子が、お正月を過ぎてから娘が続いて帰省しました。
家でゆっくりしているとき、面白いテレビ番組がないとサブスクで昔の番組を見たりDVDを見ていました。
私も付き合って、思いがけないものを見て楽しみました。
「水曜どうでしょう」
息子が見ていたのはネットフリックスでの「水曜どうでしょう」。
大泉洋が売れるきっかけになった、北海道テレビ制作のバラエティ番組です。
息子が見たのは初回から数回分。
番組が始まったのは26年前で、23歳だった大泉洋の外見が今とそれほど変わっていないことに驚き、そしてトーク力と面白さは当時すでに完成されていたことに感心しました。
サイコロを振って行き先を決め、電車や深夜バスなどで旅をするというだけなのですが、タレントがよければこんな企画でも面白くなるという見本です。アイデア大事ですね。
そして、映す価値のないような場面はばっさり切ってあるので、とにかく展開が早くて飽きさせません。
編集の仕方はYouTubeにも影響を与えているそうで、確かに似た感じがします。
あっちこっちへ旅する番組なので、出演者は体力的にきつかったようですが、それを見ているのもおもしろいというか。
芸人並みのサービス精神をお持ちの大泉洋、私はほとんどバラエティ番組でしか見たことがないのですが、本業は俳優さんですよね?
「スティング」
息子とは入れ違いに帰ってきた娘。
リビングで見始めたのは、以前に買った映画「スティング」のDVD。
1973年制作の映画なので、「水曜どうでしょう」以上に古いです。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォード扮する詐欺師が、仲間を殺したマフィアのボスを騙して大金を巻き上げるというストーリーです。
娘はもちろん、私や夫も昔映画を見ていて筋は知っているのですが、これだけよくできた映画は何度見ても面白いですね。
曲(ジ・エンターテイナー)も映像にぴったり。
二枚目俳優として人気だったレッドフォードより、ポール・ニューマンのほうがカッコイイです。
もう亡くなってしまいましたが(2008年)、若い時より中年になってからのほうが、味が出ていい雰囲気の俳優になっています。
娘がこんな古い映画を見ているとは。
息子も娘も、なんでこんな古いものに興味を持つかわかりません。
思いがけず面白いものを見られて楽しかったです。
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