たくさんの物が散乱している汚部屋だけでなく、一見片づいているように見える家でも、クローゼットや押入れ、棚や引き出しの中には不用品がたくさんたまっている場合もあります。
ミニマリストは別として、家の中を整理して要らないものを片づけなくてはいけない理由があります。
5つあげてみました。
家にあるモノの数を把握できない
同じモノのストックがあちこちに入っていたり、不用品の陰に隠れて見つけられなかったりすると、いったい今いくつ持っているのかわからなくなります。
数を把握していないと買い物のときに困ります。
「ないと思って買ったらあった」ならお金の無駄使いですし、「あると思っていたらなかった」ならいざというとき慌てることになるからです。
必要な時に見つけられない
マスクが店頭から消えたことをテレビでやっていましたが、出演者が「マスクって、家のあちこちから出てきませんか?」と言っていました。
おそらくマスクの収納場所が決まっていないご家庭なのでしょう。
きちんとモノの置き場所を決めて収納しておかないと、買って収納した人(主婦が多いと思いますが)以外の家族には、ストックを探し出すことができなくなってしまいます。
また収納した本人も、どこに仕舞ったか忘れてしまうこともあるかもしれません。
必要なものの収納場所がなくなる
小さなものならいいのですが、最近店頭から消えたトイレットペーパーなど、かさばる物を収納するにはスペースがいります。
不用品に場所を取られて必要なものをストックできないことがないように、要らないものは家から出さないといけません。
注意資源は限りがある
人間が何かに注意を払うエネルギーのことを「注意資源」と呼びます。
実は注意資源は有限だそうです。
モノをたくさん持っている人は、一つ一つに払う注意が少なくなり、扱いがおろそかになってしまうのです。
要らないモノは処分し必要なモノだけを持つことが、モノを大切にすることになります。
不用品を捨てると気分がよくなる
ゴミの袋をゴミ捨て場に持っていくと、気分がすっきりしませんか?
家の中を片づけて不用品を捨てると、単純に気分がよくなります。
身軽になった感じがするのです。
佐々木典士さんというミニマリストは、モノを減らすことで10kg痩せたそうですので、感覚だけの話ではないのかもしれません。
以上、片づけなくてはいけない理由を5つあげてみました。
何でもかんでも押し込んで見えなくすることを片づけだと思っていた私ですが、ようやく片づけの大切さがわかるようになりました。
コメントを残す