呪いみたいな言葉

夫がリハビリ病院へ転院する直前、急性期病院の担当医から言われたことがあります。

「絶対に治りません」

「介護生活になることは間違いありません」

これからリハビリが始まるタイミングでのことで、絶句した覚えがあります。

今後どれだけ回復できるのか不安だらけの中で、とどめを刺されたような気分でした。

リハビリが始まってからもなにかの拍子にこの言葉が思い出され、忘れたいのに忘れられなくて辛かったです。

その後、夫は装具や杖を使って歩けるようになりました。

今になってみれば、あのときの医師の言葉は、「完全に元に戻ることはない」という意味だったのだろうなと思います。

手術さえすれば元に戻ると信じている家族もいるかもしれないし、退院の際には言わなくてはいけないことになっているのかもしれません。

執刀医は中年の先生でしたが、家族との連絡などは若手に任せているのか私に上記の言葉を言った医師は30代くらいの若い先生でした。

若いということを差し引いても言葉足らずだったなと思います。

とはいえ夫の手術は日付が変わったあたりから始まり4時間ほどかかったはずなので、急性期病院の医師って激務です。

次から次に手術はあるでしょうし、患者家族への言葉のニュアンスとか気持ちに寄り添うなんて余裕はないのでしょう。

細やかな心使いを求めるほうが間違いかもしれません。

医師の言葉を呪いみたいだと思うのも自分、「大丈夫、回復する」と信じるのも自分ですね。

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