社会人一年生の娘は、最初、少ないながらも毎月貯金していると言っていたので感心していました。
ところが最近聞くと、もう貯金はできていないと。
最初は現金を使っていたのを、すべてクレジットカードでの支払いに変えました。
しかも休みのたびに服を買いに行っていたために、カードの支払いが大きくなってしまったそうなのです。
カード払いがよくない?
本人は、「クレジットカードを使うのはやめて現金にする。できるだけ貯金できるように頑張る」と言っていました。
クレジットカードが悪いのではなく、服を何枚も買うという行動がよくないのだと思いましたが、黙っておくことにしました。
一人暮らしでは食費から日用品まで賄わないといけない生活なので、少しくらい失敗するのは当たり前です。
今のやり方だとだめだと気が付いて変えようとしているなら余計なことは言わないほうがよさそうです。
親が口出ししても本人が納得できなければ改まることはないでしょうし、服の買い方は私とは違って当然なので、娘なりのルールを決めるしかありません。
諭吉さんを手放したくない
私はいまだに現金払いですが、よく行くスーパーでは電子マネーを使っています。
クレジットカードを使うときもそうなのですが、「お金を払う」ことに無頓着になっている気がします。
現金での支払いの時は1万円を超えると、必要なものであっても「使いすぎた」と思うのです。
何を買ったかに関わりなく、諭吉さんが財布から出ていくと、どうもちょっと後ろめたい気になるようです。
レシートや通帳を見ても、たいして後悔も反省もしないところから、数字は私にとってあまり意味ないもののようです。
それより、「財布から諭吉さんを出す」ことのほうに重みを感じている模様。
でも必要なものは買わないといけないわけで、諭吉さんが減るたびにがっくりくるというのもおかしな話なのですが。
言い換えると、散財はあまりしないで済むというメリットもあります。
買い物の仕方が大事
いずれ日本もキャッシュレスがもっと進むようになるでしょうし、「お金を払う」ことの実感が完全になくなる前にお金の使い方をしっかり身に付けておいたほうがよさそう。
現金とキャッシュレスのどちらがいいかではなく、必要なものを必要なだけ買うことができれば支払い方法は何でもいいのだと思いますね。
現金払いに戻った娘。
服を大量に買う生活を改めることができるのでしょうか(そして要らない服を実家に丸投げするのも)。
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