老後への不安からか、「節約しないといけない」という意識がいつもどこかにあります。
でも人生も後半戦に入った今、節約ばかり考えていると、やりたいことをする前に命が尽きるかも?
「お金を使えない症候群」チェック
ファイナンシャルプランナーの山口京子さんによると、
「浪費をしないことはいいことですが、すべての価値観が「安い!」にあると、本当にやりたいこと、好きなことを見失い、自分の可能性を狭めます」
とのこと。
山口さんによるリストをチェックしてみると、自分が「お金を使えない症候群」かどうかがわかるそうです。
1.買い物をすると「買っちゃった~」と後悔する
2.パン屋さんで食べたいパンより安いパンを選ぶ
3.同じ値段の野菜なら大きいほうを選ぶ
4.着ている服はすべてバーゲン
5.安く買わなきゃ損だと思う
6.できるだけお土産は買いたくない
7.タダで済ませる方法を常に考えている
8.ポイントカードがあるとき、1ポイントでも多く集めたいと思う
9.お金を貯めるためなら我慢できる
ひとつでも「はい」があれば、「お金使えない病」の素質が十分があるそうです。
私、あります。
お金を使いにくい体質になっていることは自覚しています。
子どもはもう独立したのに、教育費がかかっていたころと行動は変わっていない気がします。
脱出方法は
人生の最後までにお金を使い切って死ぬことを勧める本などもあるようですが、怖くてとてもできません。
それでなくても寿命の長い国に住んでいるのに、介護が必要な状態になったときにお金がなくなっていたらと考えると、お金を使うことに罪悪感さえ覚えそう。
とはいえ、思いのほか早く死ぬことになって、「もっとお金使って楽しむんだった~」と後悔するのも残念すぎる。
山中さんは、「お金を使えない症候群」を脱出するための3つのステップをすすめています。
1.好きな物を10個書き出す
2.宝くじに当選しても貯金しない(当選したと仮定して、貯金以外の使い道を考えてみる)
3.自分の本当のおこづかいを作る
不安で使えない場合は、ざっくりとでも今後必要な分を計算し、楽しみのための予算を作ってしまえばいいのでしょうね(それが面倒くさい)。
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