老後にどんなところに住みたいかは人それぞれ。
私は都会がいいんじゃないかと密かに考えています。
病院やスーパーなどが揃っていることのほかに、大型書店か充実した図書館のある地域に住みたいというのがその理由。
今住んでいるところは、スーパーやクリニックなどはそこそこありますが、本屋も図書館もショボいです。
東京に移住した70代女性
実際に年取ってから都会に住居を移した人の例をネットで読みました。
現在73歳の女性は、13年前まで群馬県で夫と飲食店を経営。
二人の息子が手を離れたころに、夫がくも膜下出血で急逝。
夫の保険金は店の営業人生活費の補填で10年で底をついたそうです。
地元は車がないと生活できず、雪も降るし路面も凍ります。
東京在住の息子たちに促され、70歳のときに東京に移ることを決心。
築30年の木造で、家賃4万円のアパートに入居。
家賃は長男が、生活費は次男が援助してくれているそうです。
毎日の暮らしはこんなふう
女性は朝5時に起きて本を読み、9時におにぎり2個を持って外出。
1km先のスーパーマーケットまで歩いていきます。
買い物を終えたら、200円でコーヒーを出してくれる喫茶店に行き、近所にできた友達とおしゃべり。
その後、一人で公園に行っておにぎりを食べます。
13時に帰宅して昼寝。
15時に図書館に行き、17時まで過ごして帰るそうです。
これまでは車での移動ばかりだったのが、東京に来てから電車やバスがメインになり、足腰が強くなったそうです。
医療機関も充実していて「年を取ったら都会の方が住みやすいですね」。
私の理想
この人の生活、私の理想に近いです。
本が好きなので、図書館中心の生活は憧れ。
私は書店の雰囲気が大好きなので、図書館ばかりでなく書店にも行きたいですが。
おしゃれな店のある街には憧れるけれど、結局行くのは書店だけだし。
歩いて行ける距離に買い物できる店があれば満足です。
しかし、私の考えに夫は否定的。
今いるところにずっと住むつもりのようです。
確かにそこそこ自然があって環境はいいのですが、ろくな本屋がない……。
本が好きなのに、結婚する前も後も、満足いく書店や図書館のある場所に住んだことがないのです。
経済アナリストの森永氏は、年金額が少なくても暮らしていくためにはトカイナカを勧めていますが、大型書店はたいてい都会にあるんですよね。
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