若いころ、雑誌が好きだったこともあって、いろんなスクラップブックを作っていました。
日本に住んでいる外国の人のインテリアとか、古民家を改装して住んでいる人とか、パリジェンヌの日常とか、コーディネート術とか。
外国の風景とか、大正時代の女性の写真とかも。
主婦向けの雑誌からは節約術や節約料理のページの切り抜きもありました。
でも、身の回りをスッキリさせたい気持ちもあって、もうほとんど捨ててしまいました。
捨ててからは思い出すこともなかったのですが。
栗原はるみさんのスクラップブック
栗原はるみさんの新しい雑誌、「栗原はるみ」を読んでいたら、スクラップブックのことが載っていました。
はるみさんはインテリアが好きだそうで、住宅メーカーと一緒に個人宅を6軒のインテリアをコーディネートしたそうです。
そして、最近もキッチンのリフォームをしたそうなのですが、そのアイデアのヒントは、これまでの仕事や、インテリアの本、雑誌や本の切り抜きを集めたスクラップブック。
これらのスクラップブックは30年以上も前のものらしいのですが、好きな色やデザインは変わっていないらしく、今でもページをめくるたびに刺激を受けてワクワクするそう。
「今でも大切に保存して、時間がある時に眺めています。好きなものを見ると不思議と心が安らぎます」
とのこと。
これを読んで、ちらっと後悔しそうになりました。
自分のスクラップブック捨てたのは、間違いだっただろうか?
捨てて正解
もしかしてまだ残っているかなと思って探しましたが、やっぱり全部捨てていました。
残しておけばよかったかなという気持ちと、あっても場所を取るだけだったので捨ててよかったのだという気持ちの両方あります。
私の場合は、スクラップブックの大半は若いころに作ったもので、子どもが生まれてからはほとんど見ていませんでした。
ごくたまに見れば、スクラップしたころを思い出して懐かしく感じることはありました。
でも、今の自分の暮らしに役立ったり刺激を受けたりすることもなく、雑誌を買わなくなったので新しいものが加わることや、入れ替わることもありませんでした。
うん、やっぱり捨ててよかったんだろうと思います。
インテリアでもおしゃれでも、興味があるなら本を買ったほうが内容も充実しているし保存しやすいです。
でもちょっと寂しい感じが。な~んて、今まで思い出さなかったんですけれどね。
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