失敗したときは自分に優しくしたほうがいい

生きていく上で失敗とは無縁ではいられません。

そうわかっていても、失敗してしまうとショックを受けたり落ち込んだりします。

そんなとき、自分に何と声をかけていますか?

「いつもいつも失敗する。どうして学ばないんだろう?性格なの?だめだよねーまったく」

こんな風に自分を批判したり怒ったり、絶望したりしていませんか。

それはもうやめましょう。

失敗したときは自分を励まして優しくしたほうが、同じ失敗を繰り返さなくなるのです。

どうにでもなれ効果

失敗したとき自分に厳しくすると、「どうにでもなれ効果」が起きてしまいます。

例えば、ダイエット中にほんのひと口のケーキを食べてしまったことで、「これでダイエットは失敗してしまった。もうダイエットなんかどうでもいい。こうなったら全部食べてしまおう」と開き直り、ドカ食いをしてしまうようなことが起こります。

誘惑に負けたことで自分はダメだという意識が強くなり、その気持ちから逃げるために気晴らしに何かしたくなってしまうのです。

自分を厳しく批判したり、罪悪感を覚えたり、恥ずかしくなったりすることは、自分を追い詰め、「どうにでもなれ効果」を引き起こします。

自己批判はモチベーションの低下を招く

自己批判はモチベーションや自己コントロールの低下を招くことが、数々の研究で明らかになっています。

自分は何をやってもダメだから失敗したんだなどと自分を責めたりすると、自分のことが嫌いになってしまいます。

すると、自分の苦しみを和らげるために言い訳したり、事実から逃げるために考えないようにしたりして、失敗から学ぼうとする気持ちなど起こらなくなってしまいます。

自分を許すと責任感が増す

ところが、失敗した自分を許すと、自分のやったことに対して恥ずかしさを感じることなく事実を見つめられるようになります。

自分のどこが悪かったのかを認めやすくなり、自分への責任感が増して同じ失敗を繰り返さないようになります。

他人からのアドバイスにも耳を傾けやすくなります。

親しい友人に言葉をかけるなら

失敗したあと、自分に対してどんな言葉をかければいいかわからないときは、親しい友人が同じ失敗をしたとき、何と言って励ましてあげたいかを考えてみましょう。

「小さな失敗をしたからと言って、全部が台無しになったわけじゃない」など、自分のことを客観的に見ることもできます。

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私は自分を罵倒するより、失敗を忘れよう、考えないでおこうとする傾向があります。

すると嫌な気分だけ残って、実際何があったか記憶があいまいになってしまい、失敗から学ぶなんてことはできなくなってしまいます。

失敗を恐れるよりも、その後どう対処するかが大事なのですね。

読んでいただきありがとうございました。
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