歯磨きの習慣を持っている人は多いでしょうが、舌磨きはどうでしょう?
毎日、舌を磨くなんてことは考えたことありませんでしたが、これがけっこういい効果をもたらすようです(Weman’sHealthの記事より)。
舌磨きの方法
舌を磨くには、タングスクレーパーと呼ばれる器具か、金属製のスプーンを使います。
朝起きたら水を飲むよりも先に、舌を奥から先に向かって7~10回こすり、取れたものを流します。
スクレーパーと口を洗って、いつも通り歯磨きとフロスをします。
舌磨きの効果
1.ヌルヌルした汚れが取れる
この汚れは細菌と食べかすによって生じる舌苔(ぜったい)のこと。
舌苔は消化不良が原因の細菌のかたまりなので、取らないと体内に再吸収されてしまうそうです。
2.ヘルシーな気分で1日を始められる
健康的な習慣で1日を始めれば大きな達成感が得られます。
ヘルシーな朝食を作ろうと思えたり、ビタミンや水も十分補給する気になれます。
3.口臭がなくなる
舌の汚れには、口臭の原因となるガスを生じる成分が含まれているので、汚れを取れば口臭が消えることもあります。
舌磨きは、口臭の原因を75%の確率で取り除くという論文もあります(歯磨きでは45%しか取り除けない)。
4.口の中全体がきれいになる
ある研究によると、歯垢の原因となり、虫歯や歯周病を引き起こすミュータンス菌と乳酸菌の量が舌磨きで減ることを示しています。
この記事を書いたエディターは舌磨きをするようになってから、定期歯科検診では歯茎の状態がよく、歯垢も少なく、虫歯もないそうです。
5.味覚が鋭くなる
舌磨きを始めると、食べ物がおいしくなるという人もいます。
これは食べ物の味を感じる器官である味蕾(みらい)をきれいにすることで、味覚が自然と鋭くなるため。
研究によると、舌磨きを2週間続けるだけで味覚が改善することを示しています。
6.舌(と体)の状態がよくわかるようになる
舌は健康状態を映し出すので、風邪や消化不良、ビタミン不足、感染症やストレスまでさまざまなことを教えてくれるそう。
舌の状態を把握することで、相対的な健康状態がよくわかるようになるそうです。
試してみる
やってみようとドラッグストアでこんなのを買いました。税込み217円。
確かに舌の上の白いものが取れてすっきりします。
しばらく使ってみます。
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