食洗機は高価な家電だけれど、水道代を考えると手洗いよりお得だと聞いたことがあります。
これは本当なのでしょうか?
節約アドバイザー、和田由貴さんの記事をご紹介します(「AllAout」より)。
それぞれにかかる金額
食洗機と手洗い、それぞれにかかるコストを見てみましょう。
パナソニックの試算によるとこうなります(家族人数4~5人のとき)。
【手洗いの場合】
1年あたりの経費:約3万8600円
1回あたりの経費:約52.9円
[内訳]洗剤:約4.9円
ガス代:約28.4円
水道代:約19.6円
【食洗機の場合】
1年あたりの経費:約2万円
1回あたりの経費:約27.3円
[内訳]洗剤:約3.6円
電気代:約20.8円
水道代:約2.9円
これを見ると、食洗機のほうが1年で1万8600円節約できることになります。
10万円の食洗機を買っても、約5年5カ月で元が取れるのですね。
一般的な据え置きの食洗機なら6~7万円程度、分岐水栓工事が不要な小型の製品だと3万円程度らしいので、もっと早くに元が取れる場合もあるとのこと。
ガス代がポイント
やっぱり食洗機のほうがお金もかからず手間もいらないのねと言いたいところですが、一つだけポイントが。
上記の手洗いの試算にはガス代が入っています。
つまり、真冬でもゴム手袋をして水で食器を洗っているという人の場合は食洗機よりもお金がかからず、何年たっても食洗機のもとは取れないそう。
コストの事だけ考えれば、1年中冷たい水で手洗いするのが一番安上がりということになります。
一方の食洗機は、すすぎに高温の湯を使って乾燥させるため衛生的です。
まな板を塩素漂白剤で殺菌する手間もいりません。
家事の時短や手荒れもなしというメリットもあるので、皮膚の弱い人や家族の多い家ではなくてはならないものかもしれません。
ネット上のお悩み相談で、夫が家事を手伝ってくれないという相談に、決まって食洗機やロボット掃除機の購入を勧める声があがります。
共働きで疲れを貯めがちな夫婦の場合、相手に家事への協力を期待するより家電に頼ったほうが確かなのでしょう。
我が家はずっと手洗い派です。
2人の子どもが独立して夫婦2人になったので、今のところ食洗機の購入は考えていません。
でも冬は水は冷たいし、指先も荒れます。魅力はありますよね、食洗機。
食洗機って、扉のパッキンが結構汚れます。高温のお湯を使うので多分大丈夫なのでしょうが、手入れがずぼらな私の食洗機はちょっと心配です。2台目で、大分活躍しましたが、洗う量が少なくてしばらく使わないと、ますます衛生面が心配です。というわけで、我が家は食洗機はさよならします。
油ぎとぎとのハンバーグとかのときは食洗機がいいとは思いますが、もうあまり作らないですよね。
そめのさん
そめのさんは、食洗機から手洗いへ移行されるのですね。
私は食洗機を使ったことがないので、いい面ばかり見て憧れてしまいますが、手入れが必要なのは面倒かも。
面倒くさがりの私には手洗いの方が向いていそうです。
家族の人数が減って料理の量も減ったので、使うならもっと昔に買えばよかったかもしれないですね。
コメントいただきありがとうございました。