小さな丸がいっぱい集まっている画像が苦手です。
へこんでいても飛び出ていても、どちらも嫌。
気持ち悪くて仕方ないのです。
なぜでしょうね。
ネット広告で
つい最近、ネットの広告でまずいものを見ました。
男性の顔がアップになっているのですが、その鼻の上になにやら(角栓?)びっしりと生えています。
その広告を見かけたのはもっと前ですが、これはまずいと感じてすばやくスクロールして見ないようにしていました。
でも先日うっかりまともに見てしまい、ぎょっとしつつなぜか視線が張り付いたように凝視してしまいました(怖いもの見たさ?)。
もう全身に鳥肌が立ちました。
こうしてブログに書くために、何の広告だったか確認したいのですが、ちょっと勇気が出ません。
今でも思い出すと悪寒が走りそう。
トライポフォビア
小さな穴や斑点の集合体に対する恐怖症をトライポフォビアと言うそうです。
自分を傷つける有毒動物の回避や、伝染病を回避する反応ではないかと言われています。
トライポフォビアは、カメラを三つ搭載したiPhon11の発売によってよく知られるようになったそうですよ。
たった三つ、それも小さいとは言えない大きさの丸が並んでいるのが嫌だと思う人もいるのですね。
私はiPhon11のカメラやシャワーヘッドなどは平気です。
イクラも大丈夫。凝視はしませんが。
個人差が大きいようですね。
きっかけはテレビCM
考えてみれば、私がブツブツが苦手と意識した最初のきっかけは、テレビCMでした。
歯と歯茎の大きな模型が出てきて、俳優が歯茎をめくり、歯についた汚れを見せるという歯磨き粉のCMがあったのです。
その汚れが集合体ぽく作られていて、流れるたびに目をそらすようになりました。
私は集合体自体よりも、「気持ち悪いもの」に反応しているのかもしれません。
草間彌生
集合体と言えば草間彌生という芸術家がいます。
この人の作品はそれこそ点々の集合体ですが、気持ち悪いとか鳥肌が立つと感じることはありません。
あんまり見ていると目がおかしくなりそうな感じはありますが。
私よりもずっと重症のトライポフォビアの人たちは、草間さんの作品をどう見るのでしょう。
と思って検索すると、無理だと言う声もあります。
危機回避能力のはずなのに、わかっていないことがまだまだあるのでしょうね。
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