シンプルで質の高い暮らしの生活術を提案している金子さん。
今回は「習慣」のお話です。
習慣には、努力の蓄積がそのまま成果に反映する「積み上げ習慣」(勉強やスポーツ、資格、貯金など)と、目の前にある問題を取り除き続けることで身につく「ためない習慣」(元に戻す、常に一定の形を保つ)の2つがあります。
「ためない習慣」でしっかり生活習慣の基礎を築いた上で、「積み上げ習慣」で理想を実現していくのが現実的で合理的とのことです。
習慣作りのコツ
新しい習慣を身につけようとやみくもに始めても、すぐに挫折してしまい自己嫌悪に陥ってしまいます。
・習慣作りは一度にひとつだけにする
・目指す習慣をバラバラにしてできるだけ小さな習慣にする
・2週間かける
・モチベーションを上げる工夫をする
・準備する
などに注意することによって、習慣を身につけることができます。
止める習慣
身につけるばかりでなく、「止めたい」習慣についても書かれています。
金子さんの場合は「歯の食いしばり」。
パソコン場面のへりに付箋を貼ったところ、すぐに“風景”になってしまい効果なし。
歯の食いしばりの悪影響で歯がボロボロになるかもしれないこと、そうなれば多額の費用と健康上のリスクが発生することがわかってくると、対策を考えるようになりました。
アラームを鳴らしたり、食いしばりを解除する運動をしたりしているそうです。
私も低位舌を治したいと思いながらできていないので、参考にしたいと思いました。
ネットサーフィン止めるには
「暮らしの悩み別 習慣作りのコツ」という章では、「片づけ・掃除」、「洗濯・炊事」、「時間の使い方」「心の問題」の4つに分けて書かれています。
私が熱心に読んだのは、「ネットサーフィンをしてしまう」という項目。
「自宅のパソコンであれば、基本的にブラウザを閉じておき、自分の決めた時間だけ接続し、使い終わったらそのたびに切断しておくことを習慣にして」とありましたが、これやっていても使ってしまうんですよね。
「ネットサーフィンは時間を決めて楽しむほうがいいのかもしれません」とあるように、自分で決めるしかありませんね。
習慣を変えれば
「今の自分に納得がいかないなら、自分を変えたいと思うなら、「習慣」の糸を、一本一本入れ替えていけばいいのです」
一気に大変身することは無理でも、コツコツがんばりさえすればどんな自分にも変われるかもしれない、と明るい気持ちになれました。
コメントを残す