小さなスキルを習得して得られるもの

リスキリング(新しい知識やスキルを学ぶこと)という言葉をよく目にします。

新しいスキルを学ぶことは、瞑想の「没頭状態」に似た状態になり、メンタルヘルスにもよい効果をもたらすそうです。

ただ、ここで言うスキルは難しいものではなく、マニュアル車を運転する、編み物ができるようになる、パンを焼く、などの「小さな」ものです。

次のスキルにつながる

身につけたスキルが次のスキル習得につながります。

例えば、母親から裁縫を少し習った女性は、その後、高校の家庭科の授業でも習いました。

裁縫に関する小さなスキルを習得したからこそ、次のスキルへの学習に進むことができました。

今では、ファスナーが壊れているせいで安くなっている古着を見つけると嬉しくなるし、息子の着古したパジャマを日本の「刺し子」のテクニックで直したりもしているそうです。

彼女は「刺し子」のハッシュタグをしばらく追いかけてやり方を読んで試し、少し時間がかかったものの楽しんで習得できたそうで、今では「スキルのコレクションの一つ」になっているそうです。

自信とストレスからの解放

こんなふうに新しいスキルを身につけることができると自信が出てきます。

そして、スキルの習得に没頭している間は、日々のストレスの元から解放されるとのこと。

「小さなスキル」はボタンを縫い付ける、ボットをコーディングする、ヨガの新しいポーズができるようになる、口笛を吹けるようになる、などなんでも。

新しいスキルを習得するには、脳は異なる複数のことを同時に行わなくてはいけないので、認知症予防になるかも?と書いてありました。

認知症予防はどうかわかりませんが、単純に楽しいのは間違いないですよね。

続けるために

私の場合、何かをやり始めてうまくいかなかったとき、「やっぱりダメだ~」とすぐに諦めてしまいがち。

自分をうまく宥めながら続けていくのが難しいです。

気をつけることと言えば、最初から完璧を求めない、ゆるくやってみる、中断しても諦めず、気が向いたらまた始める、などでしょうか。

今はどんなことでもYouTubeなどでやり方が調べられます。

その気になればちょっとしたスキルを身につけることが簡単にできる時代になりました。

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