先日久しぶりに父に会ったとき、インフルエンザの予防接種を受けたか聞いたのです。
するとですね、受けていないという返事が返ってきました。
驚くべきことに、もう何年も受けてないそうです。
絶句している私に向かって、母が「言うてもあかんで。聞かへんから」と(母は受けています)。
「かかってもいい」
私がインフルエンザの注射をしてもらったお医者さんは、インフルの接種率が高い地域はコロナ感染者が少ないと言われているという話をしていました。
高齢者はインフルエンザにかかると重症化しやすいと言いますよね。
それも話して注射しておけばと言ったところ、「もう、かかってもかまへんやろ」と。
かかって死んだらそれでもいいってこと?
91だし無理に受けさす必要もない?
いや91だからこそ受けておいたほうがいいのでは?
わからなくなって、それ以上受けろと言えなくなってしまいました(言っても受けないでしょうし)。
免許返納もようやく
インフルの予防接種に限らず、父は人の言うことを聞きません。
運転も90歳まで続けていました。
それこそ何年も家族が「止めたほうがいい」と言い続けていたのですが、一向に聞く耳もたなかったです。
今回会ったときも「本当なら93歳まで乗る予定だった。免許返納して手足もがれた気分になった」と、まだ言っていました。
幸い事故を起こす前に免許返納できましたが、いつもうまくいくとは限りません。
もうちょっと周りの言うことに耳を傾けてくれればいいのですが。
体重は減らしたくないらしい
インフルエンザには強気のくせに、体重が少しづつ減っているのは気になるようです。
私が買って行ったお弁当やパンもしっかり食べて、あまり体重を減らさないようにしているようです。
あまり体重が増えていないからこそ、杖を使いながらも外出できているのだと思いますが。
几帳面な人なので、体重管理とか薬の管理とか、そういうのは任せておけるそうです。
気付かない?
父は周りが何と言おうと自分のやりたいように生きていくのでしょう。
「あと2~3年は大丈夫」と言っています。
まだ頭もしっかりしています。
言うこと聞かせようとすると頑固さに腹が立つでしょうが。
父は二階、母は一階と別々で寝ています。
母は「どっちかが死んでても気が付かへんと思う」と言うのですが、そこは気付いてほしい(笑)。
コメントを残す