クローゼットにも引き出しの中にも、もう使わなくなったものがあります。
現在使っていなくて将来もおそらく使わない。なのに捨てられない。
「捨てる」という行動を起こせないのはなぜなんでしょう。
捨てるのが面倒
普通に燃えるゴミとして出せるものならゴミ袋に突っ込んで収集場所へ持っていくだけです。
いえ、これだけでもゴミの集積場が遠い人にとっては大変かもしれません。
普段のゴミにプラスしなくてはいけないので、ついつい後回しになることもあるるでしょう。
そして、ゴミの種類によっては解体して小さくしたり、収集を依頼したり持ち込んだりしなくてはいけないかもしれません。
考えただけで億劫になってしまい、捨てる決断がつかないのです。
時間がない
毎日必要な家事や子育て、仕事、趣味で1日が潰れてしまうのに、ゴミのための時間なんかない。
そんなもののために他のことを削ってわざわざ時間を使うなんて、すごく損した気分になってしまう。
今までずっと今ある場所で眠っているのだから、このまま置いておいてもなんの不都合もないはず、そんなふうに思ってしまうのです。
いちどその不用品を捨てれば、そのモノにかける時間はその後ゼロになるわけなのですが。
高かった
買う時に高かったという記憶があると捨てられませんね。
しかし、買ったときに10万円したものでも、ずっと使わずに保管しておくだけなら10万円の価値はなかったことになります。
いわゆる「元をとっていない」ということですね。
むしろ、「10万円も出したのに使っていない」ことを思い出したくないために、ずっと処分しないでいる場合もあります。
思い出がある
思い出の品として残しておきたいなら、場所(あるいは箱など)を決めて、そこに入る分だけ残すなどのルールを決めるといいかもしれません。
そうすれば、思い出の強弱によって取捨選択できます。
なくなると不安を感じる
モノを手放すことを考えただけで、なんとなく不安を感じる。
実際に捨ててしまうと、そんな不安はなくなってしまうことが多いものです。
「捨てても必要となったらいつでも買うことができる」と思うことができれば捨てられるのでは。
また使う可能性がある
将来のことは誰にもわからないので、使うかもしれないし使わないかもしれないのです。
どうしても捨てたくなければ置いておくほかないのですが、捨てようかどうしようかと迷っているなら、「もう使うことはないだろう」とわかっているはず。
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「もう使っていないのに捨てられない」と感じた時の理由を6つあげてみました。
モノを処分しようとしたときに抵抗を感じることはありますが、乗り越えて捨ててしまえばすっきりすることが多いものです。
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