「人生は楽しむためにある」と言っているのは、精神科の樺沢紫苑医師。
「自分にとって楽しいことを積極的に見つけ、新しいことにチャレンジしていくことで、人生は圧倒的に楽しくなる」のだそうです。
三行日記
毎日が楽しいと思える人は、そう簡単にはうつ病にもならないし、自殺もしないそうです。
それはそうでしょうね。
毎日が辛く感じるからこそ病気になったり生きる気力をうしなってしまうのでしょう。
楽しく毎日を送れるために医師が勧めているのが、「今日あった楽しいことを3つ書く」という三行日記。
最初は「3つも楽しいことなんてない」と思うかもしれません。
でも「通勤電車の中で座れた」とか「前の人がドアを抑えていてくれた」などの小さなことでも探しているうちに、だんだん「楽しいこと」に注目できるようになります。
今あることに目が行くようになると同時に、自己肯定感も高まるとか。
ドーパミン
なぜそこまで「楽しいこと」に注目するのが大事かというと、「気持ちいい」「心地よい」と感じるとドーパミンが出るからです。
大きな目標を達成した時だけでなく、ToDoリストを一つこなしたようなときでも、ドーパミンは分泌されます。
おいしいものを食べたとき、運動をしていい汗をかいたときも、ドーパミンが出ます。
すると「楽しい」「うれしい」「ワクワクする」などの幸せでポジティブな感情に包まれます。
ドーパミンが分泌されると、脳が活性化され、集中力や記憶力がアップして学習効果が高まります。
さらに、「もう一度その楽しみを味わいたい」と思うためにモチベーションが上がります。
「人生を楽しむ」と、幸福度もやる気もアップするというわけです。
成功者の共通点
仕事で成功した人には共通点があって、それは「目の前にことに夢中になれる、時間を忘れるほど集中する、ひとつのことに特化して深めることができる」ということだそうです。
つまり、「辛いのを我慢し歯を食いしばって仕事する」のではなく、「楽しんで仕事する」のですね。
言い換えると「楽しむ人が成功する」ということです。
彼らはドーパミンの効果をうまく活用しているのです。
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「楽しむ」ことって大切なんですね。
「大きな目標を達成」したり、「時間を忘れて没頭する」ような趣味は持っていませんが、日々の小さな楽しいことを探すくらいならできそう。
楽しんで、いい循環を起こしたいものです。
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