歌自慢のシロウトがうまさを競い合う番組を見たことがあります。
テレビに出るだけあって、どの人もすごく上手です。
でも、プロの歌とははっきりと違っている気がする。
上手なシロウトと、プロの違いは何なのでしょう?
違いはどこに
声がよくて音程が正確で声量もあってすごく上手なのに、聴いていると「やっぱりプロとは違うな~」と思ってしまうのはなぜなんだろうと思うのです。
シロウトは自分のために歌っていて、プロは人に聴かせるために歌っているからかな?
それとも、あの一生懸命さがよくないんだろうか?
コンテスト形式になっていれば、どうしても優勝目指して力が入ってしまうでしょうし。
でもプロの人も一生懸命歌いますよね。
取材の8割捨てる
昔読んだ本に、こんなことが書いてありました。
新聞記者は取材したことすべてを記事に書いてしまってはいけない。
取材したうちの2割書いて、8割は書かないほうがいい。
それなら取材は最初から2割でいいのではないかと思うだろうが、ちゃんと取材して書かなかった8割があるからこそ優れた記事になる。
こんな内容だったと思います(ちょっとあいまいです)。
記者にとっての取材や取捨選択がいかに大切かを説いていました。
歌と新聞記事
新聞記事と歌を同じに扱うのはおかしいかもしれませんが、ちょっと似ているかもしれないと思いました。
シロウトの歌い手は、その曲の中に自分の持っている力を全部出し切ろうとしているのかもしれません。
取材した事実を全部記事に書いてしまうように。
だから、聴いていてちょっと過剰な感じがして心を動かされることがないのかも。
プロは余力を残して歌っているのかもしれませんね(知らんけど)。
酔ってしまう?
プロの歌を聴いていて、これだけ歌えたら気持ちいいだろうなと思うときがあります。
歌のうまいシロウトは、この「気持ちよさ」に抗えないのかもしれません。
ついつい歌い上げてしまう。絶唱してしまう。自分の歌に酔ってしまう、のかも。
あ、別に歌のうまい人をディスるつもりはありません(私は下手なので羨ましいです)。
ただ、こんなにうまいのに、プロとの差が感じられるのはなんでだろうと単純に不思議に思ったのです。
歌自慢シロウトさんの番組、たくさんありますよね!
人気がある歌を知ることができそうなので、私もよく早送りしながら見ています〜。
「真夜中のドア〜stay with me」が今、インドネシアなどで流行っているらしいですね!
楽器の練習で時々カラオケルームへ行くのですが、
隣の部屋から聞こえて来る歌がなかなかうまかったりすると
「お上手ですね!」と言いに行きたくなります。(行きませんけど。)
hinoeさん
いつもコメントいただきありがとうございます。
楽器の練習でカラオケルームを利用されているんですね。
「お上手ですね」の声掛け、実際にされたら驚きつつも喜ばれるかも。
歌の上手な人はいいですね~。
私はほとんどカラオケにも行ったことのない歌下手です。
下手でもいいから楽しんでみたいと、今頃になって思うようになってきました。