コロナばかりが注目されているこの頃ですが、冬は風邪やインフルエンザにかかる可能性も高くなります。
寒くなると風邪をひくのは、寒さが免疫力を低下させるため。
体を温めることが免疫力を高めることになります。
体を温める
体を温める方法の一つがお風呂。
お風呂の入り方によって、ヒートショックプロテインというたんぱく質が増加します。
ヒートショックプロテインには、ストレスから体を守ったり、傷んだ細胞を修復して免疫力を増強したり、乳酸の発生を遅らせる作用があります。
ヒートショックプロテインは体の深部の温度を上げることで増加します。
サウナなどでも深部の体温を上げることはできますが、入浴は自宅でできるという手軽さがあります。
ヒートショックプロテインを増やす入浴
準備
まずは平熱を測っておきます。
ヒートショックプロテインは、体温を38度くらいまで上げて保温することによって体内で作られます。
でも、平熱がもともと低い人がいきなり38度まで上げるのは難しく体にも負担がかかるため、平熱プラス1.5度を目指します。
そして入浴中は大量の汗をかくので水分補給を忘れないようにしてください。
入浴
少し集めのお湯に、少し長めにつかって体を芯まで温めます。
目安は、40度なら20分、41度なら15分、42度なら10分。
途中で休むのもOKです。
入浴後
入浴後は浴室で体の水分をしっかりとふき、靴下をはいて部屋着を着て防寒します。
温かい部屋で10~15分は保温し、体温37度以上に保ちます。
週に2回
体温は自然に下がっていきますが、増加したヒートショックプロテインは1週間ほど体に残ります。
ヒートショックプロテインのパワーがピークになるのは、入浴2日後と言われています。
そのため、「元気になりたい日」から逆算して入浴するという方法もあります。
この入浴法は週に2回が理想的。
病気の時や、体調が悪いときは止めて、決して無理をしないようにして試してみてください。
体を温めるほかにも、十分な睡眠、適度な運動、栄養がしっかり摂れる食事など、基本とされていることにも注意するようにしてみてくださいね。
冬を元気に乗り切りましょう。
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