9/12放映のEテレ「猫のしっぽ カエルの手」を見ました。
病気になったベニシアさん、今はどんな風に過ごされているのでしょうか。
家の中
最近はいっそう目の調子が悪いそう。
ベニシアさんのベッドは1階に移され、ベッド周りには手すりが付けられています。
手すりを伝ってトイレまで行けるように、ご主人の正さんが作ったものです。
玄関の土間にはすのこ。
ベニシアさんは見えないために小さな段差や振動も脅えるそうです。
正さんと散歩に行っても、歩幅は狭く足取りは頼りなげ。元気がなさそうに見えます。
庭を手伝う友人
もう庭仕事のできなくなったベニシアさんのため、友人のバッキーこと椿野さんが月に数度、庭の手入れをしてくれます。
椿野さんはまだ学生のころからベニシアさんの庭の手伝いを始め、今ではプロの園芸家として仕事をしています。
ベニシアさんは「昔みたいにやれたらいいのに」とぽつり。
誘われてジム通い
友達の多いベニシアさん、毎日のように家に来てくれる友人がいます。
現代美術のアーティスト、ノブコ・ウエダさんもその一人。
彼女に勧められて、高齢者施設に併設されたスポーツジムで運動することを始めました。
手足を動かしながら歌を歌うトレーニングでは、しっかりした声で「Sing」を歌っていました。
できないことを嘆くより、できる事を楽しみたいというベニシアさん。
まだ前向きな気持ちでいることに安心します。
家族とリモートで会う
友人のレベッカ・ジェニスンさんが家に来て、アイルランドやイギリスにいる家族とリモートで会う準備を手伝ってくれました。
会うのは妹のルルさん、弟のチャールズさん、息子の主慈さん。
主慈さんにはエレノア、アリシアの二人の娘さんがいるようで、彼女たちの元気な様子を聞いたベニシアさんは嬉しそう。
「目が悪いので庭はできないけれど、手伝ってくれる友人がいるのでいい感じ。
友達がいて助けてくれる。支えてくれる人がいて、すごく幸せ」
とベニシアさんは言っていました。
常に笑顔の人だったけれど
番組のあちこちで昔の映像が流れます。
正さんと一緒に山に登ったり、椿野さんと一緒に庭仕事をしたり。
イギリスに行った時はきょうだいたちと、日本では正さんや息子や娘と食卓を囲み。
そのどんな場面でもベニシアさんは笑顔。常に柔らかな優しい笑顔の人でした。
目が悪くなってからは不安に感じること多いのか、笑顔が少なくなったようです。
それでも番組の終わりの方で、孫の来愛(くれあ)ちゃんがジャンプするのに合わせてジャンプするベニシアさん。
ジム通いの効果が出てきたのなら嬉しいことです。
どうぞお元気でと祈らずにはいられません。
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