Eテレで放送されていた、「パリジェンヌの田舎暮らし」。
番組に出ていた、イラストレーターのイザベル・ボワノさんの本を読みました。
「シンプルで心地いいパリの暮らし」(ポプラ社)です。
番組ではパリを離れ、アングレームという小さな町に移り住んだイザベルさんですが、この本はパリに住んでいた時のもの。
内容
「シンプルで心地のいいファッション」
「毎日気分よく過ごすためのコスメ&ボディケア」
「自然を感じる花と緑のある暮らし」
「心地よく過ごすための掃除&収納」
「大切にしているリラックスタイム」
「しあわせな時間をつくるキッチン」の6章に分かれ、多くのイラスト(イザベラさんの)と写真が載っています。
部屋の中のようすも、Eテレの番組で見たのと同じです。
花を飾り、ブラシでほこりを取り、マルシェで買った野菜を料理する暮らし。
番組に出てきた女性
ファッションのページに、「母の友だちが、ヤギを育てていて、植物で色をつけ、モヘアを作っています」とあります。
「パリジェンヌの田舎暮らし」の1回目に登場した、農家の女性がその人かもしれません。
イザベラさんのお母さんは毎年、そのモヘアでアクセサリーやセーターを作っているそうです。
小物いろいろ
小物の写真が楽しかったです。
イザベラさんは普段茶色の皮の財布を使っているそうですが、叔父さんのものだった小さな財布も、日本に滞在するときに使う長財布も、キーケースも茶色の同じようなデザインで、こういうのが好きなんだなとわかります。
手帳は2008年からモレスキンの赤を使い、日本での旅の記録には同じくモレスキンの黒を、
チラシやラッピングペーパーを入れているファイルは無印、旅の記録用にはMIDORIの手帳。
番組でも出てきたバスケットや、古い箱のコレクションなども。
木の家具
番組で映らなかった仕事場の写真もありました。
仕事場の木の机も、テーブルや服を収納しているタンス(お父さんの手作りだとか)も同じような色合いです。
好きなものがはっきりしているからこそ、部屋の中がごちゃごちゃしないのでしょうね。
南フランスへの旅行の写真や、地方にある実家周辺の写真もあって、若い女性の暮らしぶりを垣間見させてもらった気になりました。
周りに流されず、自分が好きなものや大事にしたいものがはっきりわかっている人という印象です。
【Eテレの番組についてはこちら】
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