10/9NHKの「SWITCHインタビュー」に平原綾香さんと栗原友さんが登場していました。
プロのサックス奏者の父を持つ平原綾香と、料理研究家の栗原はるみを母に持つ栗原友。
親と同じ世界に進んだ二人の会談の内容を、栗原友さんを中心に紹介します。
母の食育
栗原友さんは、東京・築地で鮮魚を扱う「クリトモ商店」を経営。
ニューヨークやドバイなど、世界中から注文が入るそうです。
友さんが小学校1~2年のころ、チャーハンが好きだったそうですが、「自分で作れるようになったら素敵じゃない?」と母・はるみさんに誘われて料理を始めたそうです。
お味噌汁も、最初は顆粒だしで、次は自分で出汁をとってみない?と。
中学生のころ、ツナマヨ好きだったので、レトルトカレーにツナマヨを入れて煮込んだら、「レトルトをさらにおいしくしようとする心意気がすばらしい」とはるみさんに褒められたそうです。
「食べてみて」というと、胃もたれしそうと言いつつ「悪くないね」と。
母親から、うまく料理の道へと誘導されたようですね。
ただ、料理の道に進むとは全く考えていなかったそうです。
魚屋さんで働く
実家にいた友さんは、「ご飯が出てくるのを待っている側」でした。
ゴルフ仲間の人から、小冊子に料理を紹介しないかと誘いを受けて料理家としてデビューしたのが30歳のとき。
仕事の現場で魚がさばけなくて恥ずかしい思いをして、築地中の魚屋さんに電話をしたら、一軒だけ受け入れてくれた。
でも下積みの仕事ばかりで、なかなか魚に触らせてもらえない。
上司(後に結婚)に直談判して、少しづつ魚に触らせてもらえるようになってきたそう。
平原綾香さんから、上司が恋人になった経緯を聞かれて、すごく恥ずかしがる友さんが可愛らしかったです。
アジフライ
友さんの指導の下、アジフライを作る二人。
平原さんの持参した包丁は、立派な箱入りの嫁入り道具だそうで、刃の部分にフルネーム入り。
一度も使っていないそうです。
友さんイチ押しの、鹿児島の出水産アジを使います。
揚げたてのアジフライはおいしそうでした。
やりたいことを
一昨年に乳がんを患った友さん。
悪性度も高く、早期でもなかったので、さっさと治療を終わらせて日常に戻りたかったそう。
すぐに手術し、濃い抗がん剤を短時間で終わらせたそうです。
死んでしまうかもという経験をしたため、やりたかったことをやろうという気になったそう。
髪をピンクにしたのもそのうちの一つ。
ただ、料理の仕事はすごく減ったそうです。
今はクリトモ商店が、「楽しみに来てくださる方で、にぎわっている画を見ること」が目標。
平原さんが、「いいですね~。おうちの近くにあればいいなあ」と言うと、「宅配してますよ」とささやく友さんでした。
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