「しばらく来なくていい」と母に言われる

ときどき高齢の両親の様子を見に、実家に行っています。

去年、転倒して外出できなくなった母も、最近は杖を突きながら歩き回れるようになってきました。

やれやれ、と思ったのもつかの間、「しばらく来なくていいよ」と母に言われました。

父とのケンカで

どうやら父と口ケンカをしたようです。

原因が何かは聞いていませんが、たぶん些細なことだと思うのですよ。

これまで母にキツイ言い方をされても父は黙っていたようなのですが、ついに我慢できなくなって言い返したのかもしれません。

でも母はケンカになったことで今まで以上に父に腹を立てているようで、おそらくそんな所を私に見せたくないのでしょう。

まあ私もそんなところは見たくないですが。

仲裁できない

夫に話すと「実家に行って仲裁してきたら?」と言われたのですが、仲裁できるようなものじゃありません。

私が行って二人の仲が落ち着くのなら、もうとっくに落ち着いているはずです。

私は主に母の愚痴の聞き手になってきました。

母の不満のガス抜きになって、父への当たりがマシになるかと思ってやってきたのですが、あまり役には立っていなかったのではと思っています。

どれだけ愚痴を聞いても、両親の不仲は改善されません。

愚痴は、いくら言っても(聞いても)何ももたらさないということでしょうね。

どうすれば

もう少し母の気持ちが落ち着いてから様子を見に行くつもりなのですが、それまで放っておいていいか迷うところ。

来るなと言われても勝手に行けばいいのですが、実家の冷え冷えとした、険悪な雰囲気に疲れ果てて帰るだけのような気もします。

正直行きたくない。でも気になる。

二人とも高齢なので、いつ何があってもおかしくないのですが、こんなに険悪だといざという時にうまく動いてくれるかどうかという心配もあります。

それにしても、去年母が転倒してうまく歩けなくなった時、父にいろいろやってもらったのに、そのときのことは母の中でプラスに働かなかったのかな。

父がいなければ一人で自宅で過ごすことはできなかったはずなのに。

と、私があれこれ考えても仕方ないことです。

できることは反面教師にしようと思うくらいですね。

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