FPがすすめる食費の節約法

いずれやってくる年金生活に向けて、もう少し食費を節約したいと思っています。

でも何から始めればいいのやら。

ファイナンシャルプランナー、二宮清子さんのアドバイスを見つけました。

食費の節約法5つ

1.予算を決める

まずは予算を決めます。

・しっかり節約したいなら「家族の人数×1万円+1万円」以内……家族4人なら5万円以内

・今より節約したいなら「家族の人数×1.5万円+1万円」以内……家族4人なら7万円以内

2.買い物は献立を立ててまとめ買い

買い物の回数が増えると、食費も増えがちです。

買い物は3日分程度の献立を考えてまとめ買いするのがおすすめ。

3.安い店で買う

二宮さんがおすすめしているのがドラッグストア。

ドラッグストアは食品を扱っているお店も多く、大きな店舗になるとプライベートブランド商品の品ぞろえも豊富。

3日分の献立を考えたらドラッグストアで購入し、不足する生鮮品をスーパーで買うという順番がいいそうです。

4.値段を比較し、安いほうを買う

同じ「マヨネーズ」でもメーカーによって値段に幅があります。安いほうを買ってみては。

プライベートブランド商品は製造元が大手メーカーの場合が多く、広告費がかからない分、安く販売できます。

もし味や安全性に問題があれば二度と買わなければいいだけのことです。

5.自炊を心掛ける

総務省の家計調査によると、食費の3割が「外食」と「調理食品」で、2割が「菓子類」や「飲料」「酒類」などの嗜好品となっています。

つまり食費の約5割しか食材を買っていません。

「外食、調理食品」を減らして自炊に切り替えるだけで、食費の2~3割は節約できそうです。

かえって無駄になる失敗例

次に、節約するつもりなのにかえって無駄遣いになる失敗例が三つあげられています。

・嗜好品の買いだめ

お菓子やお酒はたくさんストックがあると、ついつい食べすぎ・飲み過ぎてしまうもの。

嗜好品は必要なときに買ったほうがよさそう。

・値下げ商品

賞味期限間近の値下げ商品に関しては、すぐに食べるものか、フリージングできるものにしないと、使い切れずに捨ててしまうことになります。

・コストコや業務スーパーの大容量食品

大容量の食品に関しては、お得に見えて食べきれない・使い切れない・好みの味ではない、という失敗例も多いもの。

また、グラム/円に直すと思ったほど安くないということも少なくないとか。

購入の際は節約につながるかどうかをしっかり吟味。

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ひと口に「食費の節約」と言ってもやることはいろいろありますね。

「何しても無駄」と思わず、できるところから手をつけていきたいです。

読んでいただきありがとうございました。
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