Eテレで「カールさんとティーナさんの古民家村だより」が放送されていました。
今回Eテレで放送されたのは、2020年撮影です。
今でもBSで放送しているようで、放送予定などはよくわかりません。
カールさんと妻のクリスティーナさんは、新潟県十日町市竹所(たけところ)で古民家を再生して暮らしているドイツ人夫婦です。
再生された古民家
お二人が暮らすのは「双鶴庵(そうかくあん)」。
鶴のつがいは死ぬまで添い遂げることから、夫婦の終の棲家として名付けたのだそうです。
双鶴庵の壁がピンク色なのはティーナさんの希望。
竹所には建築家のカールさんが再生した古民家が8軒建っていて、壁の色は赤だったり黄色だったりとカラフル。
イエローハウス、レンガの家、梨の木ハウス、べんがらの家など、それぞれに名前がついています。
まるで外国の村のよう。
寒くない
古民家と言うと隙間風が入って寒いというイメージがありました。
京都の大原で古民家に住むベニシアさんも、隙間風があると言っていました(ベニシアさんはそれを自然に近いというように捉えていました)。
でも双鶴庵は豪雪地帯ということもあってか、床暖房と壁の10センチの断熱材、ペアガラスの窓のおかげで、大きい空間でも全然寒くないそうです。
家の中は元は囲炉裏だったものの上にガラスを載せてテーブルにしたり、箱タンスと欄干を組み合わせて階段にするなど、和と洋が組み合わされています。
ティーナさん
アルゼンチン人で元キャビンアテンダントのクリスティーナさんは、集落でも評判のお料理上手な人だそう。
4か国語を操れるそうですが、日本語は苦手なのだとか。
ティーナさんは、竹所に始めてきたとき、今までで一番美しい場所だと思ったとか。
移住して25年たった今も、その感動は変わらないそうです。
夕食のあと、ティーナさんはさっさと片づけを済まして、家の前の石に座り1時間ほどゆったりと外の景色を眺めるそうです。
雨が降らない限り毎日続けていて、「とても感動する時間」だそう。
人との交流
新しく古民家に移り住んできた人たちと、元の集落の人達との交流にもカールさんは心を配っています。
人がいなくなると、どんな集落でもだめになる。
大事なのは昔の村の雰囲気を守ることと言っています。
今後の番組で、竹所の暮らしや自然の移り変わりを楽しみたいです。
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