昔からインドア派で、旅行はそれほど好きではない私。
行けばそれなりに楽しいのはわかっているけれど、面倒くさいが先に立ってしまいます。
でも最近、たまには旅行に行ったほうがいいんじゃないかと思うことがありました。
娘の家へ
先日、娘の転勤に伴う引っ越し先を電車で訪れました。
あまり馴染みのない路線だったので車窓から見える景色が目新しく、眺めているうちにまるで旅行気分に。
天気がよく、秋の日に照らされた家々や遠くの山などを見ていると、とても楽しくなってきました。
なんだか頭の中から要らないものが洗い流されたような、すっきりした感じ。
それほどの距離でもなかったのですが、電車を降りてから「あー楽しかったな~」と思い、そんな自分に驚きました。
家の周囲ばかりでウロウロしていないで、たまには普段暮らしている地域を離れて、非日常を味わうことが必要なのかもしれません。
脳への影響
調べてみると、旅は脳のためにもいいらしいです。
オランダで行われた調査で「旅行前後で人々の幸福度がどう変化するか」という研究によると、次の旅行について考えるだけで、旅行の8週間前から幸福度が高まるという結果が出ています。
行きたい旅行先について調べたりするうちに、脳内のドーパミンの分泌が促されるそうです。
セロトニンという脳内物質は幸せホルモンとも呼ばれていますが、旅行中はセロトニンの分泌が多くなり、リラックスした状態になります。
また、ストレスを感じたときに分泌されるコルチゾールという物質が旅行中は減少し、ストレスが低下していくとの調査結果もあります。
旅行に行く前から幸福度が高まるのなら、帰った後でも楽しかったことを思い出せば幸せな気持ちになれそう。
想念が消える
普段の生活圏から100キロ以上離れた場所へ旅行すると、ふだん関わっている人たちの想念が届かなくなり、いつも感じているストレスや悩みが消えると本で読んだことがあります。
もちろん海外や離島などではもっと届かなくなるし、標高の高い所へ登るのもいいとか。
そうすると、自分からのメッセージに気付きやすくなる=直観力が高まる、とのこと。
とは言うものの、特に行きたいところがあるわけでもないです。
「あまりよく知らないところ」であれば、近場でも。
さすがのインドア派も、ちょっと動きたくなってきているのかもしれないですね。
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