私は50歳頃からスキンケアに化粧品を使うことは止め、ワセリンだけにしました。
何を塗っても肌の乾燥が治まらなかったのと、敏感肌用の化粧水でもかゆくなるようになったのが理由です。
ワセリンだけにしても皮脂が少ない
ワセリンだけを使うようになってから、同じように肌断食をしている人のブログを読むことがありました。
その中には、肌断食を続けているうちに自然と皮脂が分泌されて、ワセリンさえ必要なくなったと書いている人が何人もいました。
私はと言えば、ワセリンだけにして何年もたっているのに、いまだにワセリンなしでは肌が乾燥します。
私とそれほど年齢に違いはないのに、どうしてこんなに差があるんだろう。
肌を甘やかしてはいけない?
そのころ、あまり保湿をしすぎると肌が怠けて皮脂を出さなくなる、ということをどこかで読み、自分がやっていることは肌を甘やかせていることなのかと思ったりもしました。
ワセリンを止めようとしたのですが、真夏でも洗顔の後に何も塗らないと顔がつっぱります。
十分ほど我慢していれば、夏なら汗が出ますのでつっぱり感は多少はマシになりますが、何も塗らずに我慢すること自体が辛く、すぐにワセリンを使ってしまいました。
脱保湿はやってはいけない
そんなときある本を読みました。
「頑固なかゆみもアトピーも1分肌活で必ずよくなる」(豊田雅彦 三笠書房)です。
肌が弱い息子のために読んだのですが、私自身も乾燥肌なので役に立つかと思ったのです。
この中で、保湿が肌活の基本であるとして、脱保湿は絶対にやっていけないと書いてあります。
脱保湿を主張する人(お医者さんにもいる)は、保湿剤を使っていると肌の潤いを保つ力が衰えて、保湿剤がないと皮膚の乾燥に悩まされる保湿依存症に陥ってしまうと言うそうです。
しかし、この本を書いた医師によると、脱保湿をしても皮膚本来の保湿機能が改善する可能性はとても低いとのこと。
なぜなら、天然保湿因子とセラミドの働きは、遺伝や自律神経機能といった生まれつきの体質にコントロールされているからです。
残念ながら、肌は鍛えられるようなものではないということですね。
これで納得できたので、変に迷ったりせずしっかり保湿することにしました。
ワセリンだけでなく
ワセリンを長らく使っていましたが、肌がしぼんだように感じるようになりました。→肌断食5年 ワセリンだけでは物足りない
今は、水とグリセリンを混ぜたものを使ってからワセリンを塗るようになって改善されました。→手作り化粧水を作ってみた
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