終りのないリハビリ

夫がいつも飲んでいる薬をもらいにかかりつけ医に行ったとき。

先生が血圧測ろうとされたので夫の上着を脱がせようとしたら、「できることはやってもらったほうがいいですよ」と言われて恥ずかしい思いをしました。

手を出し過ぎている自覚はあって、できるだけ自分でさせるのが本人のためだとわかっているのですが、つい、私がやったり助けたりしてしまいます。

反省しきりで家に帰ると、夫がぽつり。

「先生(かかりつけ医)もそうやけど、デイでもちょっとできるようになったら、次々と難しいことやるように言われて辛い」と。

リハビリってそんなもん、と言ってしまえばそれまでですが、本人にとってはどれだけ上っても終わりのない階段が続いているようでしんどいようです。

実はその日、夫がデイでもあまり手の運動をしていないことを聞いたので、もっとやるように言おうか止めようか迷っていたのです。

辛いと感じているなら、もっとやれなんて言わなくてよかった。

ですがその後の食事時に、ご飯粒一粒だけ下唇につく(そして落ちる)ことを注意して、それも結構なキツイ言い方をしてしまったのでした。

問題は夫の唇につくご飯粒ではなく、私の気分(昨日と変わらない今日、とか、いつになったらもう少し自由に動けるんだろう、とか)にあるんだと思います。

夫がホッとできるようにするのも大事だし、自分もうまくガス抜きしないといけませんね。

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