配偶者が脳卒中などになるとパートナーは認知症リスクが高くなる?

ちょっと衝撃的な新聞記事を読みました。

「配偶者が脳卒中や心不全、心筋梗塞を発症すると、パートナーが認知症を発症するリスクが約3割上がる」そうです。

京都大などの研究チームが、協会けんぽの約9万人分のレセプトを分析した結果です。

配偶者がこうした病気を発症した場合、そうでない人に比べて認知症リスクは1.32倍になったとのこと。

なぜそうなるのかについては、

「脳卒中や心不全、心筋構想は急性症状が多く、後遺症を伴う場合もあるため、配偶者が発症するとパートナーにとっても突発的な心理的ショックを受けるほか、介護負担や配偶者の死亡によって生活環境・習慣が変わり、認知機能に悪影響を及ぼす可能性が考えられる」としています。

夫が脳卒中(脳出血)を起こした私にとっては人ごとではありません。

他の病気ではなく認知症というのがなかなか嫌な感じではあります。

認知症予防について必要なことを調べてみると、正しい食生活や運動習慣、人とのコミュニケーション、十分な睡眠などが出てきました。

おそらく、配偶者が重篤な病気になると自分のことが二の次になり、自らの健康や趣味についてじゅうぶんな時間を割けなくなるから、リスクが高くなるのかもしれません。

自分のことも大切にしないといけないということですね。

気を付けよう。

読んでいただきありがとうございました。
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2 件のコメント

  • こんにちは
    これを読んで 思いついたことがありました
    ボクの叔父さんは脳出血で長い間 相当苦しい生活をしました
    それに付き添った叔母さんは 叔父さんの死亡後 割とすぐに 激しい認知症が出てしまったと聞いていいます
    大雑把に おじさんが七十五歳くらいでなくなりそのときの叔母さんは七十歳頃かと思います
    若いのに認知症?と耳を疑いましたが 一生懸命な介護だったゆえに 気持ちがすっからかんになったんでは・・と言うのが周囲の声でした
    真相や詳しい症状は そばで暮らしていませんのでわかりませんけど 有り得そうな話ですね
    叔母さんは ギリギリまで一生懸命働いて 仕事に頭を使ってきた人でした
    それだけに 驚きでした
    認知症の原因・起因にも色々有りそうですね

    • わはくまさん

      いつもコメントをいただきありがとうございます。

      叔父さまのお世話をされていた叔母さまが認知症になってしまわれたとのこと、新聞記事の通りですね。
      叔母さまはギリギリまで働き、介護も一生懸命されて、あげくに認知症とは聞いているほうも辛くなるお話です。
      そして怖いです。
      配偶者がこうした病気になったとき、どうすれば認知症リスクを下げられるかという点については記事は触れていませんので、何に気を付ければいいんでしょうね。
      私の頭の中には「しかたない」という言葉が浮かびます。
      逃げるわけにもいかないですし……。

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