「イラチ」は死ぬまで治らない?

先日、夫と二人で居酒屋へ行きました。

二人で5000円届かないくらいの、お安いところ。

注文はタッチパネルでできるようになっていました。

料理が来ない

安い店だからかお客さんも若い人が多く、私はちょっと落ち着かない気分。

夫が行こうと言ってきたので出かけたのですが、最初から気乗り薄。

夕食の準備をしなくていいのはありがたいのですが、この店はあまり好きではないのです。

そんな気持ちで行ったせいか、お客さんが多くてオーダーが立て込んでいたせいか、待てど暮らせど注文した品が来ない。

一緒にいるのが夫なので、時間を忘れて話し込むような話題もないですしね。

毎日顔合わして、話もしているのですから。時間を持て余してしまいます。

早く持ってきてほしいなー。

そのうち、ふつふつと何やら不穏な気分が頭をもたげてきます。

イラチです

そうです、私は実は短気な人間。

大阪弁でイラチというのですが、せっかちで、スムースに事が進まないとすぐにイライラしてしまうのです。

飲食店でも、人としゃべってても無意識のうちに「この店、出てくるの遅い(早い)」とか考えてしまう。

だから行列に並ぶとかが苦手。

ゆっくり歩くのも苦手。

ゆっくり歩いている人を見ると舌打ちしたくなる(しないけど)。

でも、夫は私と同じ大阪生まれ大阪育ちですが、気が長く穏やかです。

余裕ができた

ところで、居酒屋で実際にどうなったかというと、店員さんを捕まえて、「ちょっと、まだ来てないんやけどどーなってんの」と聞くこともなく、夫に対して刺々しい態度をとることもなく、不機嫌な顔を見せることもなく、そのうち料理が来ました。

よくやった私。

大人になったな!と言ってあげたい気持ち。

56歳にもなって大人になったというのもおかしな話ですが、今までよりも時間的な余裕ができたせいで、気持ちにも余裕ができたんだと思います。

夫婦二人になったので、家に帰ってからアレしてコレしてなどと考えてイライラしてしまう、ということがなくなったせいでしょう。

その余裕が、「気長に待つ」という、今までの私なら非常に難しいこともできるようにさせたのではないでしょうか。

そう考えて悦に入っていたのは私だけで、後で夫に聞いたら、

「いつ怒り出すかと思ってハラハラしていた」というではありませんか。

やっぱり顔に出てたんですかね。

やっぱりイラチって死ぬまで治らないのかも。

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