楽しく生きるために「趣味」の存在は大きいようです。
シンクタンク「100年生活社研究所」が実施した調査結果を見ても、それがはっきり表れています。
趣味のない人も
現在の幸福度を10点満点で聞いた728名のうち、全国平均(6.46点)を超える7点以上だった421名に趣味を聞いたところ、国内旅行17.3%、音楽鑑賞14.6%、読書14.2%、映画・演劇鑑賞12.6%などとなりました。
56.2%が「趣味はない」と答えています。
ところが、このうちの86.2%は「隠れ趣味」(趣味とは言えないが、日々の生活の中で楽しく続けていることや習慣)を持っていることがわかりました。
個数別では「1~3個」が66.1%、「4~6個」が16.6%、「7個以上」が3.9%。
「隠れ趣味」を4~6個持っている人の幸福度が一番高かったようです。
隠れ趣味とは
「隠れ趣味」とは例えばどんなことかと聞くと、
・おいしいものを食べる
・ポイ活
・好きな歌手の歌を聴く
・韓流ドラマを見る
・書類を整理・分類して、部屋をスッキリさせる
などの回答がありました。
なぜ趣味と言わないのかについては、
・趣味というにはレベルが低い
・暇つぶし程度なので、時間を忘れる程度にのめりこむようなことではないため
・一時的にやめてしまうこともある
・はじめたばかりだから
・毎日のルーティンワークで、特別なことをしているわけではないから
などの答えが。
こうした「隠れ趣味」を持つことは、「気分転換・レフレッシュできる」、「楽しい気持ちになれる」といった効果があるようです。
そして、「隠れ趣味」を持っている人は、持たない人に比べて「100歳まで生きたい」と思う割合が1.8倍高いという結果が出ています。
以前、ルーティンを持っている人は幸福度が高いという別の調査結果を見ましたが、その通りのようですね。
隠れ趣味なら
読書好きでしたが本を読むと肩が凝るので、何か趣味が欲しいと思いながら見つけられないでいます。
「趣味」と思うとすごく好きにならなくてはとか、続けないとと身構えてしまいがちですが、ルーティンとか習慣とか気楽に考えればいいのですね。
Eテレで放送している「ベイクオフ」や「ソーイングビー」を楽しみにしていることも「隠れ趣味」に入れてもいいかな。
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