「カンタン服でいくわ」服との幸せな付き合い方

自分の参考にはならないから、と買うのをためらっていた本「カンタン服でくわ 銀さんの春夏秋冬」(双葉社)を買いました。

銀紛蝶さんの服、どれも素敵です。

カンタン服とは

銀紛蝶さんは1952年生まれの69歳。

舞台をはじめテレビや映画で活躍されてきた女優さんです。

「カンタン服」とは、子どものころにお母さんが作ってくれた夏服をそう呼んでいたそうです。

銀さんの好きな服装は、「少女趣味のつまったマニッシュ」。

そこに、映画女優のコートスタイル、「コムデギャルソン」のジャケットやパンツ、メンズライクな革靴、大きなバッグなどが積み重なって、今のスタイルになったそうです。

ゆったりしたファッション

銀さんの着る服は、どれもゆったりとしています。

それが肩に力の入らない自然なおしゃれに見えます。

豊富な写真が載っていますが、パンツ姿でもワンピースを着ていても、どんな格好をしていてもかっこいい人です。

そして、着ている服のコムデギャルソン率の高さ。お好きなのですね。

古い服も

銀さんは「ほかの人なら捨ててしまうようなものまで残している」「クローゼットの中には昔のモノもいっぱい」だそうです。

昨今の断捨離や片づけブームとは逆行していますね(笑)。

買ってから30年たつ、メンズのコーデュロイパンツの写真が出てきます。

買った時は深い紺色だったのが、今ではグレーに。今でもよくはいているそうです。

他にも娘さんのものだったトレーナーを着ていたり。

靴やバッグ

「偏平足、巻き爪、外反母趾」の三重苦だという銀さん。

履き心地を優先させた靴たちは、コムデギャルソンのサイドゴアシューズ、ドクターマーチンのサンダル、リーボックのフューリーライト、アディダスのスタンスミスなどなど、服と同じように、かっこいいものが多いです。

台本を持ち歩くためか、バッグは大きめが多いようです。

茶や黒だけでなく、鮮やかグリーンや赤も。夏には籠バッグも。

反対に小さめのバッグは「A.P.C.」ハーフムーンバッグをいろんな服に合わせているようです。

おしゃれな人の生きる道

「あまり服を手放さない」そうですが、20年30年と長く大事に着ているそうで、好きな服を慈しんでいるよう。

ただそれができるのは、自分の好みが長年変わらない、しかもそれが自分に似合っている、かつ、買うものの質がいいなどの条件が必要になってきそうです。

本を買う前に思った通り、自分の参考にはなりませんでしたが、見ているだけで楽しかったです。

おしゃれって人を楽しくさせてくれるもんなんですね。

読んでいただきありがとうございました。
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