いらないものを処分して家の中に余分なものがない状態にすると、気持ちよく暮らすことができます。
でも片づけは単に気分が変わるだけではありません。
片づけることの効果を4つあげてみます。
節約になる
家の中を片づけると、何があって何がないのか一目瞭然となります。
持っているのに買ってしまうというダブリ買いを避けることができ、節約することができます。
そして、せっかくきれいに片づけた家の中に「余計なものは増やさないようにしたい」と感じるので、衝動買いを防ぐ効果もあります。
また、持ち物を減らすことでより小さな空間で暮らすことも可能になり、賃貸の場合は家賃を少なくすることもできます。
決断力が付く
片づけとはいらないものを捨てること。
「捨てる」ということは、「使わない決断」をしたことになります。
押し入れや引き出しの中にいらないものがたくさんあるのは、使うか使わないかが決められないという、決断力のなさ(迷い)が表れているということができます。
いるかいらないかを判断する片づけをすると、決断力がつくようになります。
気分が落ち着く
散らかった部屋にいると自律神経のバランスが崩れます。
片づけには、副交感神経を高め、気持ちを落ち着かせる作用があります。
部屋の中がすっきりしてくると、わけもなくイライラしたり落ち込むことがなくなったり、一つのことに集中できるようになるなど、落ち着いた気分で暮らせるようになります。
自信が持てる
部屋に物があふれている状態をコンプレックスに感じている場合、少しづつでも片づけることで、自分に自信が持てるようになります。
片づけることができたという自信は、他のことにもいい影響を及ぼします。
人を家に招いたり、子どもに整理整頓について教えたりなど、今までできなかったことができるようになり、それもまた自信につながっていきます。
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片づけは、自分の生活を自分でコントロールすること。
部屋の見た目の問題だけではなく、日々の気分やお金の使い方、自信のあるなしにも関係してきます。
ただし一気にやろうとすると息切れしがち。
小さなところ(引き出しひとつ、戸棚一段など)から始めるのが途中で投げ出さないコツです。
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