昔から買い物があまり好きでないタイプです。
ですから家じゅうにモノがあふれるということはありません(本を除く)。
もともとあまりない物欲が、最近はもっと少なくなったような気さえしています。
「いいな」と思ったものでも、すぐに買うことはあまりありません。
私の「買わなくて済む考え方」をいくつかご紹介します。
1.捨てる時のことを考える
これは「燃えないもの」を買いたくなったときに有効です。
私の住んでいる自治体では燃えるゴミは週2回収集がありますが、燃えないゴミは月2回です。
燃えないゴミは「もういらないから捨てたい」と思ったときに、すぐに家から出しにくいのです。
大きな収納ケースなどはもっと捨てるのが大変になります。
ゴミの出し方は、今後厳しくなることはあっても緩くなるとは思えません。
この「捨てる時」に簡単に捨てられるかどうかを考え、簡単には捨てられないと思うと、買うのを躊躇うようになります。
2.収納できるかどうか考える
収納する場所を思い浮かべます。
せっかく新しい服を買っても、引き出しの中がパンパンだとか、クローゼットの中に突っ込まないと仕舞えないようなら、新しい服もしわだらけになります。
もう少し要らない服を減らしてから買おう、と思えるようになります。
3.それを使っているところを想像する
服でもインテリア小物でも、使っているところを想像してみると、自分の手持ちの服に合わない、部屋の雰囲気に合わないということに気が付く場合もあります。
その商品自体がいくら素敵でも、使うのは自分です。
自分の持ち物、雰囲気に合わないといずれ使わなくなってしまいます。
素敵な台所用品はたくさんありますが、私は「自分は料理が好きじゃない」ことを思い出すようにしています。
そうすると、おそらく使わないだろうことがわかります。
4.本当に欲しいか問いかける
これはよく、旅先のおみやげを買うときにやります。
なにか記念になるものが欲しくてお土産物屋さんに入ることがあります。
人にあげるものではなく、自分に買うときは「記念」ではなく本当にそのものが欲しいかどうか考えると、大抵のものは「別にいらない」という結論になります。
いかがでしょうか。
私は買い物のとき、こんな風に考えることで「ちょっといいと思うけれど、それほど欲しいわけではない」ものを買わずに済んでいます。
「こんなこと考えていると買い物するのが楽しくないのでは?」と思われるでしょうが、確かに楽しくありません。
でも物が増えすぎることはないので、その嬉しさはあるのでは(無理やり)。
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